大和高原カントリークラブ(18H、奈良市柳生町1138-1)を経営し、会社更生手続き中の大和高原開発(株)(本社=コースと同、更正管財人=宮崎裕二弁護士、TEL06-6363-1678)の更正計画案の賛否を問う決議が、5月24日締め切りの書面投票で行われ、賛成多数で計画案を可決、5月30日に大阪地裁から認可決定を受けた。
決議結果は、一般更生債権の組は無効票が1票あったため全員賛成とはならなかったが99%超の賛成で、更正担保権の組は100%の賛成で、更正法の可決要件を満たした。
同社は、昨年9月に民事再生手続きが中止となり、10月10日に大阪地裁から更生手続き開始決定を受けていた。
更正計画案は既報通りで、(株)アコーディア・ゴルフ(東京都渋谷区、竹生道巨社長)をスポンサーに迎えての再建で、資本金2000万円を100%減資した後に発行する株式(資本金9000万円)をアコーディアが引き受ける(本店住所はアコーディアと同、代表取締役には竹生道巨社長が就任予定)。
会員に関する更正条件は、退会会員には預託金75%カット後の25%(民事再生手続きでは6・6%だった)を更生計画認可決定の日から2ヶ月以内に一括弁済するとしている。
一方、継続会員(今年6月30日までにプレー権の継続を申し出た会員)は、預託金75%カット後の25%が新預託金(10年据置)となる。
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大和高原CCを経営する大和高原開発(株)は、平成19年7月26日に大阪地裁から「金銭債権総額の3分の2以上を弁済した」として、更生手続の終結決定を受けた。
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