市川造園グループが昭和53年開場のブルーラインカントリー倶楽部(18H、山口県長門市日置上439-8、TEL0837-37-2600)を近く買収する。
ブルーラインCCを経営する長門リゾート開発(株)の株式は、現在三菱マテリアル系列の西日本開発(株)(玄海GC等経営)が保有しているが、同株式を12月22日付けで市川造園グループの(株)市川ゴルフ興業(市川金次郎代表、東京都練馬区大泉学園町8-18-10、資本金1000万円、平成13年11月設立)に譲渡する。
同CCは長らくコース・クラブハウスを施行した旧・三菱建設系で経営され、三菱建設(株)の(株)ピーエス三菱への経営統合により、平成14年から同じ三菱グループの三菱マテリアル系列となっていた。
同CCは、入場者数の低迷と退会会員への預託金返還が増加していたため、親会社がこれ以上現体制下での経営継続は困難と判断し、ゴルフ場会社の売却を決断したという。売却額については今のところ明らかになっていない。
また市川造園グループへの経営権譲渡については、今年9月に基本合意に達し、これまでに会員372名への預託金全額の返還手続きもほぼ終えており、経営権の譲渡後はパブリックでの運営となる。
市川造園グループは既報通り、北海道のル・ペタウGのスポンサーとなる再生計画案が成立した他、今回を含め今年だけで4コースが新たに加わることになり、グループ24コース目と言うことになる。
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