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今年の全国上半期入場者状況は、前年を上回る月が少なく、やや厳しい結果となった。
各地区連盟と北海道ゴルフリポート調べの北海道及び本紙調査の首都圏(1都9県)の入場者データ(7地区、40都道府県)をまとめると、計1844コース(前年比1コース減)の述べ入場者数は3086万9369人で前年同期の3133万7568人に比べ46万8199人、率にして1・49%の減少となった。
地区別では、全地区で落ち込んだ。一番減少率が低かったのは首都圏地区の前年比0・72%減で、以下、中国地区1・16%減、九州地区1・66%減、中部地区1・73%減、四国地区2・47%減、関西地区2・87%減と続いており、北海道地区では4・25%も減少している。
また、1コース平均入場者数は全体で1万6740人を数え、前年に比べると245人減少している。地区別でみると、九州地区の1万9622人を含む6地区が1万人台となり、北海道地区では8320人と唯一1万人を下回っている。
今年上半期は、前年を上回る勢いをみせたのは2月、3月くらいで、残る月では天候不順などの要因からマイナスとなり、特に5〜6月は全地区で大きく落ち込む(5月は5〜8%減、6月は2〜11%減)ほど厳しかった。
ちなみに、7月の入場者状況は本紙既報通り、中国地区(前年比0・63%増)と四国地区(0・27%減)の2地区が前年並みとなったが、関西地区と九州地区では同月下旬の記録的な大雨の影響もあった模様で、それぞれ2・31%減、5・41%減と落ち込んでいる。
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