ゴルフ場企業法的整理、4月は5件で前年比1件の増加

　平成18年4月のゴルフ場企業法的整理件数は、6件（既設6コース、建設中・認可未着工1コース）となり、前年同期に比べ2件増加している。

　この6件は、永野ＧＣ（栃木県）経営の粟野森林開発（株）（3日、民事再生法申請）、日興ロイヤルＧＣ米沢Ｃ（山形県）経営のロイヤルゴルフ倶楽部米沢（株）（4日、自己破産）、長太郎ＣＣ（千葉県）経営の長太郎ゴルフ（株）（11日、民事再生法申請）、倉吉インターヒルズＧＣ（鳥取県）経営の（株）倉吉インターヒルズゴルフクラブ（17日、民事再生法申請）、大和高原ＣＣ（奈良県）経営の大和高原開発（株）（21日、民事再生法申請）で、負債総額は6社計で537億円にのぼった。

　なお、平成2年から法的整理を行った企業の件数は497件（既設637コース、建設中・認可未着工47コース）で、負債総額14兆797億円となっている。

　6月27日追加（上記記事に表に追加）

　ちなみに、4月のゴルフ場企業法的整理状況を報じた後に、25メンバーズＣ琵琶池Ｃ（栃木県）を経営する（株）25メンバーズ倶楽部が民事再生法を申請（4月25日、負債総額13億円）していたことが判明した。別表の18年1〜5月及び累計の件数、コース数、負債総額は同社を含んでいる。

過去5年間の法的整理推移