読売新聞・地域・熊本版(平成24年年2月12日付)によると、「水俣国際カントリークラブ」(熊本県水俣市長崎618-10、TEL:0966-68-0101)が、3月末で営業を終了するという。2月11日に水俣市文化会館で開かれた運営会社・(株)ワイ・ディ・シーの会員説明会で判明したもの。
読売新聞・地域・熊本版=http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/
入場者数の激減による経営赤字が主たる閉鎖理由で、ゴルフ場はすでに金融機関を通じ不動産業者に売却済み(昨年の11月か12月頃)、正社員10数人を含む30数人の従業員にも全員解雇する通知が2月上旬に、運営会社からあったようだ。
また、会員(約900名)にも預託金(総額約5億8000万円)を、1割返還(売却代金の一部約6000万円を充当)する通知がなされているというが、説明会では「事前の説明や連絡ないのおかしい、経営に重大な問題があったのではないか」等の意見もあり、「法的措置も視野に入れ、弁護士に相談したい」という会員もいたという。
同CCは昭和53年(1978年)に開場し、上場会社の(株)小松製作所・子会社が経営も、平成13年11月に熊本市で運輸業などを営む(株)大栄総業のグループ会社に売却され現在に至っている。
2月18日現在の同CC会員権相場(名義書換料10万円、年会費1万円4千円=各税別)は、売り買い共に”相談”となっており低位で低迷しているようだ。同CCのHPを覗いてみたが、「営業終了」の挨拶は一切なかった。
水俣国際CC URL=http://minamatakokusai.com/
同CCはJR鹿児島本線・水俣駅から15分、九州自動車道・八代南ICから50qに位置し、眼下に有明海や天草を一望に眺めることができる丘陵コースで、用地が広く樹木もたっぷり残されゆったりとしている。コース奥には湯の鶴温泉もあるという申し分のない環境。
ちなみに、営業終了後の土地利用に関し現段階では一切把握出来ておりませんので、分かり次第掲載させて頂きます。
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