昭和53年開場の島津ゴルフ倶楽部(鹿児島市宮之浦町4092-2、TEL:099-294-8111)は、併設する島津ゴルフ倶楽部白銀坂ショートコース(用地面積約9へクタール、9H、全長1426Y、P29)を4月30日に閉鎖する。
島津GC URL=http://www.shimadzu-golf.jp/
メガソーラーの建設用地として、他企業に賃貸することになったという。(企業名や発電規模等に関しては不明です)。
同GCのホームページには、白銀坂ショートコース(旧称・マッシーゴルフ場)は、その地の高低差を利用した面白みのある造りが特徴的な鹿児島市内随一の本格的ショートコースです。350ヤード・ドライブイン方式練習場とパター専用グリーンも隣接と紹介されている。
ちなみに、鹿児島県では、昨年4月に京セラ、IHI、みずほコーポレート銀行の3社が、鹿児島市七ツ島に総投資額約250億円をかけ、国内最大規模となる70MWのメガソーラー発電所を建設(土地面積は約127万m2、東京ドーム27個分)することを発表(7月の着工を目指す)して話題になった。
今回のゴルフ場を利用してのメガソーラー計画は初めてかと思われる。
参照資料 → ゴルフ場跡地を利用してメガソーラー基地を建設
↓↓↓ 平成25年7月11日追加
メガソーラーの建設用地として、他企業に賃貸することになっていた「島津ゴルフ倶楽部白銀坂ショートコース」跡地の概要が明らかになった。5月23日に起工式を行い建設に着手したという。
事業会社名は白銀坂メガソーラー(株)(湯澤正律社長=(株)IDIインフラストラクチャーズディレクター)で、施設名は「白銀坂発電所(約8メガワット)」。(株)九電工・大和開発・島津建設JVの施工で、平成26年上期の完成を目指す予定。
敷地面積は約10万m2で、太陽電池パネル約3万枚を設置し年間約950万KWh(一般家庭約2400世帯分の消費量に相当)を発電する。湯澤社長は起工式で、「九州の電力不足解消に少しでも役立ちたい」と挨拶したという。
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