(株)アコーディア・ゴルフは、平成20年3月期から24年3月期までの「中期経営計画」を発表し、その中で運営受託等を含めゴルフ場数を173コース(20年3月期133コース=保有125コース、運営8コース)以上、直営を含む運営ゴルフ練習場数を35施設以上にするとしている。
アコディアグループ 「中期経営計画 〜20123月期」 平成20年9月30日参照
http://118.82.123.24/file/pdf/news_20080930080409.pdf
173コースの内訳は、保有コースが150コース、運営受託等の契約が23コースとなっており、竹生社長は「将来は200コース以上、練習場は100施設以上を目指すという。
1コース当たりの投資額は平均15億円(年間150億円)、10コース程度を買収する方針で、買収できるゴルフ場は、「経営破綻予備軍200〜300コース」、「2次売却可能性50〜100コース」、「非専業会社保有300〜400コース」の計500〜800コースと予想。
一方で、ポートフォリオの最適化にも着手し、20年3月以降に10コース程度のゴルフ場売却も予定しており、すでに2コース(双園GC栃木コース、四万十CC)を売却、さらに4コースを今期に売却する予定。
売却基準は、
@ 標準的な収益水準に達しない、
A 直営等の練習場やポイントカードとのシナジー効果が認められない
を挙げ、収益率が悪く、市場エリア内に保有ゴルフ場が1コースしかないゴルフ場が対象となっている模様。
4年後の運営練習場35施設(20年3月期1施設)の内訳は、保有が22施設、運営受託等が13施設としており、この目標に向けて年間50億円を投下するとしている。ゴルフ場取得資金と合わせて年200億円の投資となる。
この他の目標として、20年3月期の売上高775億円から24年3月期1080億円、、EBITDA173億円から300億円、営業利益を125億円から220億円、経常利益を110億円から195億円等を掲げている。
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