このページは、若くして帝展に入選し、その後安井曾太郎の門下生となり二科展、一水会等に出品、入選を果たしながら、病のため広く世に認められることなく亡くなった画家、北村富三に捧げるものである。




最新TOPICS
富三の晩年の作品が見つかりました。

 展覧会が始まり早速に作品が出てきました。
 板に油彩の6号大の作品ですが日付やサインはありません。持ち主のお方の記憶では、入院していた富三が気分も良く天気も良かったので、永源寺の方に絵を描きに行った時の作品だとのことで、1950年代のころより、病院が改築されるまで院長室に掛かっていたそうです。1954年 頃に入院しましたので恐らくその頃の作品だと思われます。
 新緑の画面からは躍動するピュアーな魂が伝わってきます。生前に<諦観>と戒名をつけていましたから、自然に還っていく己自身の記録ともいえましょう。既製の額に入れるため四方がカットされているのが残念ですが、長年所有して戴いた方にに深く感謝します。
リアリズムの洋画画家 北村富三展
平成28年1月11日から1月30日まで
八日市文化芸術会館にて開催されます。
 




過去のTOPICS
Tomizo KITAMURA in Antwerp アントワープの古城美術館に収蔵されました。
湖国の画家 北村富三 画集出版記念展を開催致しました。
画集「湖国の画家 北村富三」を出版致しました。








北村富三記 WEB Museum 案内図
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資料室:新聞掲載記事
資料室:写真資料
資料室:師匠からの手紙
作品展示室:油彩、水彩、デッサン