筑波学園ゴルフ倶楽部

　募集金額は縁故330万円（預託金250万円15年据え置き）から最終募集は2000万円。旧会員の処遇や偽造会員権等立ち上がり、当初色々問題を抱えていたことや会員数に対する信頼性から市場では気配が弱い。

　預託金の償還期が来るため平成12年1月から名変を停止したが、すぐに開始。信用回復の努力が必要だが？

■平成15年1月20日より、名義書換停止

■平成20年6月16日、本社事務所移転

　新住所はゴルフ場住所と同
　代表取締役：田辺 正徳→福島 幸市に交代

■平成22年7月30日、経営会社・（株）筑波学園ゴルフ倶楽部が民事再生法を申請

　負債は大半が預託金で約130億円。

■平成22年9月初旬、筑波学園ＧＣの法的手続開始は10月以降に

　9月8日が調査委員による調査報告の期日だったが、最終報告は10月8日に先延ばしに。

■平成22年11月12日、民事再生法手続開始決定

　会員側の会社更正法手続は決定せず審理継続に

■平成23年4月27日に投票決議、会社側と一部会員の再生計画案で対立

■平成23年4月27日、会社側の再生計画案に認可決定

　平成23年5月27日、不服申し立てなく認可決定が確定。会社側の計画案で「会社分割で新設会社が同ＧＣを運営する吸収分割」と報じたが、実施は7月下旬頃で新会社名は（株）Ｍenbership Ｃlub（住所＝コース、代表は木内慎一支配人予定）。弁済率は3%、継続会員は同額が新預託金となる。

■平成23年11月25日付けで、旧経営会社・（株）筑波学園ゴルフ倶楽部に管理命令

　債権届の未提出会員が1200名（約2700名中）と多く、旧経営会社が破産に移行すれば未提出者の弁済が受けられなくなるためという。

■平成28年1月25日、（株）筑波学園ゴルフ倶楽部は「再生計は遂行された」として
　 水戸地裁から再生手続終結決定を受けた。