株主会員制の八王子カントリークラブ(18ホール、東京都八王子市川口町2352、TEL042-654-4110)は「飲料水及び浴槽水の衛生管理について」として、どのような管理をしているかを会報で会員に報告している。
それによると、飲料水は、
@ 井戸水使用、
A 毎月、専門機関で水質試験実施し、水道法水質基準に適合した飲料水を供給、
B 貯水槽は年に1回定期清掃、
C コース内の水栓柱も、クラブハウスで使用する飲料水と同じ、
・・・・と報告。
また、浴槽水は、
D 飲料水と同じものを使用し、常に「遊離残留塩素0・4リットル〜10リットル」を保つよう管理、
E 浴槽は毎日換水し清掃、
F 「レジオネラ属菌」対策で3ヶ月に1回、浴槽水の水質検査実施
・・・・と報告している。
レジオネラ属菌に感染し死亡するケースも発生しており、宮崎県のゴルフ場では男子浴槽(循環式)で基準の250倍の菌が検出され、浴場の使用を一時期停止したケースもある。このため、同CCでは特に注意している点だという。
ちなみに、この衛生管理については会員に毎年1回報告しているとしている。これについて、同CCでは「安心・安全を心掛けていることを会員に知らせるため」と語っている。
衛生管理については、社団法人の霞ヶ関CC(36H、埼玉)も会員に同様な報告をしているようだ。
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