米山水源CC(新潟)など国内で6コースを運営するワシントングループは、韓国在住者を対象とした「ワシントンインターナショナルクラブ」を発足、平成17年10月6日に韓国の新聞に募集広告を掲載し、会員募集を開始した。
ゴルフブームの韓国ではゴルフ会員権は高額でプレー予約も難しいと言われており、グループコースの集客力アップも狙いだ。
募集金額(日本円換算)は、2名記名の家族会員(夫婦会員)で約95万円(全て入会金)、その他正会員や法人会員も募集する。今回の募集定員は200名で最終会員数は1000名を予定している。
募集に当たっては、韓国企業のコリア旅ツアー(株)と(株)東和免税店が現地法人の(株)ワシントングループコリアを設立、ワシントングループとの間で8月19日に業務提携の調印式を行ったという。
現地法人が予約センターとなり日本への旅行の手配を行うほか、協賛会社の東和免税店が免税品の通信販売も行うとしている。
ワシントングループは、提携の三重中央CCを含め国内で6コース、ホテルを2ヶ所運営しており、韓国会員はこれら施設を会員料金で利用できるほか、同伴者3名も平日は会員料金、土日祝日も準会員扱いで利用できるとした。
(株)ワシントンリゾート(東京都港区、TEL03-3432-6002)では「韓国からのゴルフ客は平日の利用が多く、平日の集客策を兼ねて募集することになった。空港に近いコースが中心となろうが、6コースで年間1万人の集客を目標にしたい」と語っている。
なお、ワシントングループは宮崎県内のゴルフ場を9月の競売で落札しており、このコースも利用コースに組み入れる方針という。
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