ローンスター(LS)グループは、大山アークカントリークラブ(18H、鳥取県西伯郡、TEL0859-63-0555)を買収し、平成17年10月1日から同グループの運営会社であるパシフィック・ゴルフ・マネージメント(株)(PGM、東京都港区、ジョセフ・エドワード・レニハン社長)に運営を委託して、コース名を変更せずに営業していることが分かった。
LSグループの(株)スター・キャピタル(東京都港区、氏家顕太郎代表取締役)が、同CCを経営する(株)大山アークカントリークラブ(本社コースと同じ、資本金5億円)の全株式を栄泉不動産(株)から買収(9月30日付)し、氏家氏が代表取締役社長に就任して傘下に収めたもの。買収価格については公表していない。
同CCを買収した(株)スター・キャピタルは不動産投資や企業再生事業等を行う会社で、一方の栄泉不動産(株)(大阪市中央区、本田忠芳社長)は住友生命系列の不動産会社。
(株)大山アークCCは栄泉不動産の100%子会社で発足し、平成3年に会員制で同CCを開場した。会員募集は平成元年から450万円、1500万円他で行い、現会員数は788名(正会員のみ)としている。
(株)大山アークCCは、会員に対してLSグループ入りしたことと、代表者が変更となったことを報告しているが、会員の処遇については触れていない。これについてはLSグループ側も栄泉不動産側もコメントを控えている。
ちなみに、栄泉不動産は、平成14年には会員制のアークよかわGC(18H、兵庫県)を同じLSグループに売却している。会員には、栄泉不動産側が預託金を返還し、現在はパブリックで営業しているが、今回の場合は様相が異なるようだ。
なお、栄泉不動産は今回の売却で傘下ゴルフ場はゼロとなった。
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(株)大山アークカントリークラブは平成17年11月29日に東京地裁へ民事再生法を申請
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