昭和63年開場の「武蔵丘陵カントリー倶楽部」(18ホール、埼玉県比企郡都幾川村)の施設と営業権を取得した(株)エヌジーエス(東京都新宿区新宿5の1の20、5565・5427、秋元俊朗社長、資本金1000万円)は、このほど会員に対して平成14年9月1日からコース名を「さいたま梨花(りか)カントリークラブ」に変更して同社が経営することを伝えるとともに、プレー権の承継手続きについて案内した。
同ゴルフ場を経営していた(株)むさしの厚生文化事業団は平成12年11月に破産し、昨年1月にはエヌジーエスがゴルフ場施設を競売で落札(推定13億円)し、ゴルフ場施設を所有するところとなった。
さらに今年、破産管財人と営業譲渡に関して合意し、9月から同社の経営に移行することになったもの。
会員は、拠出金ゼロで¥渡不可の平日会員か、30万円の登録料を支払い¥渡可の正会員(預託金はゼロのいわゆるプレー会員権、来年10月31日までに名変開始)かを選択。
どちらを選択するにしても、年会費(年3万円)等の未払いがないことなどが移行の条件になっている。
ちなみに、同ゴルフ場を経営することになったエヌジーエスは、新宿でビジネスホテル「スワイヤーホテル」(客室46室)を経営。また、同社の関連会社・(株)フェニックスが河川敷コースのリバーサイドフェニックスGC(18H、埼玉)を経営している。
|