「蒲生ゴルフ倶楽部」(27H、滋賀県蒲生郡日野町中山724-1、TEL:0748-52-4640)を経営するエヌデイーシー(株)(住所=ゴルフ場同、中西由喜代表)の母体会社が、センコーグループホールディングス(株)に交代したことが判明した。
蒲生GC URL=http://www.biwa.ne.jp/~gamogolf/ (表示方法)
エヌデイーシーは、業績の悪化や預託金の返還問題を抱え平成30年(2018年)6月に民事再生法を申請(負債は約67億円)。その後、ビルメンテ会社の(株)ユニテックス(大阪市浪速区桜川4-1-32)のオーナー社長の中務稔也氏の支援を受け、平成21年1月に再生計画認可決定確定、同年7月10日に再生手続き終結の決定を受けていた。
→ 蒲生GCの過去の経緯
新母体会社となったセンコーグループホールディングス(株)(福田泰久代表取締役、東京都江東区潮見2-8-10 潮見SIFビル)は、東証一部上場で日本の総合物流企業、ゴルフ場経営は初となる。
センコーグループHD URL=https://www.senkogrouphd.co.jp/
今回の交代は、一季出版(株)(TEL:03-5847-3366)発行のゴルフ特信により判明したもので、同出版ではゴルフ場の話として、”会員の権利等には変更はない”と、報じている。交代の時期や経緯についての詳細は不明のようだ。
ちなみに、同ゴルフ場(昭和52年開場)は名神高速道路竜王インターから15㎞(約20分)、蒲生スマートインターから11㎞(約13分)と交通アクセスの良好さに加え、施設内に日本庭園が見事な「ホテル蒲生の郷」を併設するなど充実した設備面を強みに、滋賀県下でも歴史ある名門ゴルフ場。
参考までに、蒲生GCの(会員数約1100名)会員権相場(名義書換料88万円=110万円を減額中、年会費3・96万円、正会員・税込)は、60万円の売りに対して買いは30万円となっている。
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