ゴルフ場運営大手の(株)太平洋クラブ(東京都港区浜松町1-31、TEL:03-6430-2031、韓 俊 代表取締役社長)は、「金乃台カントリークラブ」(経営:日鉄日新ビジネスサービス(株)、18H、茨城県牛久市柏田町3432、TEL:029-872-0182)を取得する旨を3月30日、自社ホームページ「ニュース トピックス」で発表した。
金乃台CC URL=http://www.kinnodai.com/ (表示方法)
太平洋クラブ公式サイト URL=https://www.taiheiyoclub.co.jp/
正式な取得日は5月1日で、同CCの経営は、(株)太平洋クラブが行うものの太平洋クラブ共通会員制の枠組み(太平洋クラブ、太平洋アソシエイツ等、現在は国内18コース保有、海外26コースと提携)とは別に、独立して運営していくと案内されている。
「金乃台カントリークラブ」経営権取得のお知らせ(一般・会員向け)
2021年3月30日
(株)太平洋クラブ
拝 啓
時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。また、平素より格別のご愛顧を賜りまして、厚く御礼申し上げます。
この度、(株)太平洋クラブは、2021年5月1日付けで日鉄日新ビジネスサービス(株)より「金乃台カントリークラブ」(住所:茨城県牛久市柏田町3432)の経営権を取得する運びとなりましたので、お知らせ致します。
日本の経済界をリードする「日本製鉄」系列である金乃台カントリークラブは、1964年10月に開場。弊社としては、56年の歴史と伝統、立地条件や良質なコースに加え、会員を大切にする健全な営業方針などに価値を感じており、かねてから交渉を進めてまいりましたが、この度、双方において合意にいたり、今回の経営権取得となりました。
今後は、今まで以上にコースクオリティおよびサービスレベルの向上を図り、金乃台カントリークラブ会員の皆様の満足度向上に努めてまいります。
なお、経営は(株)太平洋クラブが行いますが、太平洋クラブ共通会員制の枠組みとは別に、独立して運営いたします。
これは太平洋クラブにとって新たな挑戦であり、これまで育まれた歴史と伝統を進化させ、既存の会員の皆様と共に新生金乃台カントリークラブを創造してまいります。
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発表元URL=https://www.taiheiyoclub.co.jp/news/release/pdf/release_20210330.pdf
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金乃台CC(6,433Y・P71)は、圏央自動車道・牛久阿見ICより4㎞、JR常磐線・牛久駅より7分(クラブバス有り)に位置。距離は短めだが都心からの立地条件も良く、松林や杉林でセパレートされた本格的な林間コースとして人気のあるゴルフ場。
昨年の10月2日に突然名義書換を停止(停止理由は、経営方針検討中との事)したため、某ブログや掲示板に、ゴルフ場運営大手A社含む他社への事業譲渡の噂話が書かれていた。A社はアコーディア・ゴルフだったようだが、会員からは売却に関して避難が続出していたようだ。
弊社でも取引の最中で、”突然の名変停止で唖然” 結局、今日まで会員権の在庫状態が続いていた。当時の会員権相場(名義書換料:55万円=110万円の半額キャンペーン中、年会費5・5万円、正会員、各税込)で、35万円の売りに対して買いは15万円でした。
とにかく早く名義書換を再開してほしいですね・・・出来れば名変料も50万円(税込)以下で
預託金の額面も10~50万円が多く、会員数も1,149名(令和3年2月末現在)と少ないため、太平洋クラブが会員の権利・義務もそのまま引き継ぐものと思われます(これまでも預託金の返還には随時、応じていた)。今後も、ゴルフ場運営を主としない大手企業のゴルフ場経営からの撤退は増えていきそうですね。
ちなみに、日鉄日新ビジネスサービス(株)も同日同様に、金乃台CCの事業譲渡に関して自社ホームページ「News & Topics」にて、太平洋クラブへの売却を発表している。
日鉄日新ビジネスサービス(株) URLhttp://www.bs.nisshin.nipponsteel.com/
金乃台カントリークラブの事業譲渡について
2021年3月30日
日鉄日新ビジネスサービス(株)
日鉄日新ビジネスサービス(株)は、当社が資産を保有し、子会社である(株)金乃台が運営する金乃台カントリークラブに関するゴルフ事業を、大手ゴルフ事業運営会社である(株)太平洋クラブに譲渡することについて、当社と太平洋クラブの間で合意しましたので、下記の通りお知らせ致します。
金乃台CCは、1964年、現在の茨城県牛久市に開場し、同年日新製鋼(株)(現日本製鉄(株))が経営権を取得して以来、大変多くのゴルフ愛好家の方々にご愛顧いただいておりますが、近年のゴルフプレー人口の減少に伴う来場者数の減少をはじめ厳しいゴルフ場経営が続く中、今後とも金乃台CCを継続発展させていくためには、安定的にゴルフ場運営を行う事業者に経営を委ねることが最善の策と考え、これまで金乃台CCの事業譲渡について検討してまいりました。
その結果、国内18のゴルフコースを有し、多くのゴルフ愛好家に対して高いサービスを提供する太平洋クラブの下でゴルフ場を継続することは、金乃台CCの会員、並びに金乃台CCでのプレイを楽しんでいただいている多くのゴルフ愛好家の方々にとって望ましいことと判断し、また、事業譲渡の条件が太平洋クラブとの間で合意に至ったことから、金乃台CCの事業譲渡を決定致しました。
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発表元URL=http://www.bs.nisshin.nipponsteel.com/pdf/release-210330.pdf
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↓↓↓ 令和3年5月6日追加
金乃台CC、5月1日より太平洋クラブが運営開始
既報通り、(株)太平洋クラブが日鉄日新ビジネスサービス(株)より「金乃台カントリークラブ」の経営権を5月1日付けで取得し、同日より運営(太平洋クラブ共通会員制の枠組みとは別に独立して運営)を開始した旨を自社ホームページで発表した。
発表によれば、太平洋クラブ・太平洋アソシエイツ会員は同CCを優待料金=平日:11,070円、土日祝:15,000円(税込、1R4B、キャディ付)で利用出来ると案内されている。
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