公益財団法人・日本生産性本部の余暇創研が先行公開した、「レジャー白書2020」(概要)によると、平成31年の全国ゴルフ人口(1回以上プレー)は580万人(前年比13・4%減)となり、28年に550万人(前年比27・6%減)と業界を震撼させたが、2年連続の回復(29年670万人、30年670万人)となり若干ではあるが落ち着きを見せたのも束の間、500万人台に逆戻りした格好となった。
4年連続での700万人割れで、下記「ゴルフ参加人口の推移」でも分かる通り平成13年比では−760万人(57%)減と半減以下に、今後も減少傾向は続くものと思われる。
公益財団法人・日本生産性本部 URL=http://www.jpc-net.jp (表示方法)
ゴルフ参加人口(単位万人)の推移
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平成 |
13年 |
14年 |
15年 |
16年 |
17年 |
18年 |
19年 |
20年 |
21年 |
22年 |
23年 |
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参加人口 |
1,340 |
1,040 |
1,080 |
1,030 |
1,080 |
890 |
830 |
950 |
960 |
810 |
800 |
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平成 |
24年 |
25年 |
26年 |
27年 |
28年 |
29年 |
30年 |
31年 |
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参加人口 |
790 |
860 |
720 |
760 |
550 |
670 |
670 |
580 |
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*平成21年からインターネット調査に変更(従来は訪問留置法) |
弊社が毎月掲載している「ゴルフ会員権相場動向・推移」で申し上げた通り、コロナ禍で低迷する会員権相場に関して、”団塊の世代が徐々にゴルフをリタイヤするゴルフ人口の減少問題”が、現実味を帯びてきた格好だ。
調査は、今年1〜2月に全国15〜79歳の男女を対象にインターネット調査(有効回収数3539人)で行ったアンケートをもとに集計したもの。
参加率は5・8%(−0・9%)、年間プレー回数は13・4回(前年比0・9回減)となり、年間支出(プレー費用)は14万3600円(−300円、前年比0・2%減)に。練習場参加率は5・5%(−1・1%)、人口は550万人(−110万人、16・7%減)となっている。
尚、同白書では「男女別」・「年齢別」の参加率や練習場人口も掲載されております。
詳細内容に関しましては「レジャー白書2020」(9月30日発売予定)をお求め下さい。
レジャー白書概要 https://www.jpc-net.jp/research/detail/004580.html
「レジャー白書2020」定価 7,700円(税込/送料別)
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