「空知カントリークラブ」(18H、北海道砂川市字富平396、TEL:0125-53-3081)の保有・運営会社である(株)空知ゴルフ場(高塚慶治代表、北海道滝川市流通団地3-2-5)は8月17日、札幌地裁において破産手続き開始決定を受けたことが判明した。
※空知CCのオフィシャルウェブサイトはありません 地図(グーグルマップより)
破産管財人には、大川哲也弁護士(橋本・大川合同法律事務所、 札幌市中央区北4条西20-1-28 N420ビル、TEL:011-631-2300)が選任されている。
財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は、平成30年12月13日午後2時。事件番号は平成30年(フ)第1149号となっている。負債総額は約3億円。
(株)空知ゴルフ場は、会員の大半がそれぞれ少数の株式を保有している預託金+株主会員制であり、いわゆる創業者やオーナーといった存在はなく、経営を司る取締役は会員の中から選任されているという。
同CCの「Facebook」によれば、確認がとれる2010年度以降は銀行からの借入金の返済後の数値で黒字経営となった事は一度もなく自転車操業が続き、慢性的な経営赤字が続いていたようだ。
そんな中、地元新聞「プレス空知」(平成30年4月14日付)が、「昨年、同クラブの会員でもある経営会社の役員が計1200万円を出し合いコース等の改修工事を行うも、ゴルフ人口の減少により2年連続での入場者数1万人割れで慢性的に経営を圧迫、今季の営業が危ぶまれる状態、法的整理も視野に入れて動き出す可能性もある」と、報道していた。
ちなみに空知CC(6,538Y、P72)は、昭和41年6月開場で道央自動車道・滝川ICより5q、JR函館本線・滝川駅から10分に位置し、豪快かつ雄大、大きな打ち下ろし、また打ち上げと各ホールともさまざまな変化をみせている山岳コース。
参考までに、同CCの会員権相場(会員数約740名、名義書換料3万円、年会費2万円=正会員、税別)は建っているが、売り買い共に”相談”となっており、低位で低迷していたようだ。
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その後、空知カントリークラブは閉鎖したようです(詳細は不明)
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空知CC・跡地に日本一のキャンプ場計画
地元新聞やネット等の情報によると、閉鎖した「空知カントリ−クラブ」の土地を札幌の建設会社・(株)ライフニックス(沢村琢磨社長、札幌市東区東苗穂10条2丁目20-1、TEL:011-522-6021)が取得して、跡地(30万坪)に”日本一のキャンプ場を作りたい”と、構想を話したという(2021年4月)。
(株)ライフニックス URL=http://www.lifenics.jp/
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