「こんぴらレイクサイドゴルフ倶楽部」(経営会社=讃岐開発(株)、東原隆行代表、18H、香川県多度郡仲南町大字七箇4130、TEL:0877-77-2234)をパチスロメーカーの山佐(株)(佐野慎一代表取締役、岡山県新見市高尾362-1)が取得し経営交代したことが判明した。
讃岐開発(株)の発行済み全株式を11月14日付けで取得し、同日より山佐(株)の子会社となったという(取得価額は不明)。
こんぴらレイクサイドGC |
URL=http://klgc.golf-hp.com/ (表示方法) |
山佐(株) |
URL=https://www.yamasa.co.jp/ |
こんぴらレイクサイドGCは昭和51年10月に18ホールのゴルフ場としてオープン。平成3年に9ホールを増設し27ホール体制に。平成13年11月30日には、預託金償還問題により民事再生法を申請し、平成14年8月に自主再建型の再生計画案が可決し認可決定を受けている。
→ こんぴらレイクサイドGC過去の経緯
平成28年3月に中コース(9H)を閉鎖し太陽光発電所(メガソーラー、約10MW)を建設し賃貸転用を行った。その時の太陽光発電事業者が山佐(株)であった関係で、今回の取得に至ったものと思われる。同社は、航空機や船舶のリース、太陽光発電(平成29年3月時点で全国188・4MW稼働中)などのエネルギー事業も行っている。
山佐グループの太陽光発電所マップ http://kaeru-solar.com/pdf/PVeye_2017_7.pdf
ちなみに、同GCは高松自動車道・善通寺ICより16q、JR土讃線・琴平駅から車で約15分に位置。樹木で完全にセパレートされており、すべてのホールが異なった個性を持ち、静かで落ちついた趣がある丘陵コース。
参考までに、同GC(会員数約2000名弱)の会員権相場(12月15日現在、名義書換料10万円、年会費1・8万円=正会員、税別)は35万円売りに対し買いは25万円となっています。会員の権利・義務に変更はなく継承され、ゴルフ場名の変更もないようだ。
↓↓↓ 平成29年12月29日追加
平成29年12月31日をもって、こんぴらレイクサイドGCの営業を終了し閉鎖
11月14日付けで、「こんぴらレイクサイドゴルフ倶楽部」(香川県多度郡仲南町大字七箇4130)をパチスロメーカーの山佐(株)(佐野慎一代表取締役)が取得したと報じたが、ゴルフ場としての営業は12月末で終了し、ゴルフ場を閉鎖することが判明した。
「山佐(株)が太陽光発電事業者として中コース(9H)を閉鎖し、太陽光発電所を建設し賃貸転用を行った関係から」と既報した時から、閉鎖してメガソーラーを建設するのではないかと思っていましたが?。まだ、跡地利用に関しての発表はありませんが、想像通りの運びになる可能性が大きいようですね。
なお、こんぴらレイクサイドGCがでは11月14日に経営交代して以降、会員から会員権の買い取りを行う会社を設立、従業員には解雇通告がなされ、ゴルフ場として営業しないことは分かっていたようだ(弊社にも匿名メールが来ておりました)。
ちなみに、買取り会社は預託金額面の18%(民事再生で継続会員の預託金は70%カットされ残り30%が新預託金となっている)で会員権を買い取る旨を会員に案内している模様。
↓↓↓ 平成30年2月23日追加
こんぴらレイクサイドGCを経営の讃岐開発(株)が破産手続き開始決定
「こんぴらレイクサイドゴルフ倶楽部」(香川県多度郡仲南町大字七箇4130)の経営会社・讃岐開発(株)(東原隆行代表)が2月13日に高松地裁丸亀支部より破産手続き開始決定を受けた(事件番号:平成30年(フ)第10号)。負債総額は債権者約170名に対して約14億8000万円。
破産管財人には、仙頭真希子弁護士(せんとう法律事務所、香川県丸亀市大手町2丁目4番24号大手町ビル8階、TEL:0877-85-6070)が選任されている。破産債権の届出期間は3月27日まで、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は6月14日となっている。
既報通り同GCは、讃岐開発(株)の発行済み全株式を平成29年11月14日付けでパチスロメーカーの山佐(株)(佐野慎一代表取締役)が取得、ゴルフ場は同年12月末で営業を終了し閉鎖。跡地には山佐がメガソーラーを建設する計画ではないかと思われていた。
また、旧会員の預託金は新たに設立した買取り会社が預託金額面の18%で買い取ることになっていた。讃岐開発(株)は山佐の子会社になっていたはずですが?・・・預託金証券の発行会社が讃岐開発なのでの買取り資金等で何か問題が生じていたのかも知れませんね、私にも良く分かりません。
現時点での詳細は不明です(分かり次第に掲載させて頂きます)。
↓↓↓ 平成30年2月28日追加
会員権の買い取り手続きが一定の目途に達したことから、破産を申し立てたようです。管財人は「資産の売却先は決まっていて、管財人が資産を処分することはない」と話しているが、売却先は明らかにしていないという。どちらにしても、ゴルフ場として営業することはなく、既報通り、山佐(株)がメガソーラー事業に利用するものと思われる。
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