「唐沢ゴルフ倶楽部」(三好コース=栃木県佐野市岩崎町1975、TEL:0283-62-4111)は、預託金償還問題の解決策として、昨年末に開催した取締役会・理事会及び株主総会で「預託金会員制度から一般社団法人会員制度に変更する」ことを決議、今年の3月30日から「一般社団法人唐沢ゴルフ倶楽部」として運営していく旨を下記の通り、HPで発表した。
唐沢GC唐沢コース(18H) http://www.karasawa-golf.com/karasawa/ (表示方法)
唐沢GC三好コース(18H) http://www.karasawa-golf.com/miyoshi/
これまでは順次返還に応じてきたものの、平成26年5月からは分割返還に移行。しかし、残る預託金(総額は約20億円)に対して、今後は返還が厳しい状況となり何とか倒産を回避し経営を維持するため、会員の賛同(9割以上)を経て、一般社団法人への変更を決めたようだ。
一般社団法人唐沢ゴルフ倶楽部のご紹介
唐沢ゴルフ倶楽部は、昭和36年4月、地元佐野・足利・館林・太田・桐生、両毛5市の有志の皆様のご支援により、開場致しました。
倶楽部は『会員による会員のための運営』を基本として設立され、当初から会員制ゴルフ倶楽部として会員主導の運営を行っておりましたが、平成29年3月、一般社団法人に移行し、真の会員による会員のためのゴルフクラブとなりました。
・・・・ 中 略 ・・・・
会員総会
毎年6月に開催し、決算及び予算の承認、理事の選任等倶楽部の基本的事項を審議、議決、その他会員の意向を反映した倶楽部の方向性を決定しております。
・・・・ 以下略 ・・・・
掲載元URL=http://www.karasawa-golf.com/karasawa/about.html
|
今後の運営方針
一般社団法人唐沢ゴルフ倶楽部(理事長:吉澤慎太郎氏)が、施設を所有する唐沢観光(株)(三村和夫代表取締役)から賃借し、ゴルフ場の事業主体(唐沢観光の親会社)となり運営する。
在籍会員(会員契約を一旦解除=退会)
・預託金会員は預託金の70%を社団の基金として新たに拠出
* 拠出金(70%)の返還請求権を永久債化(返還時期は会社の清算後)する
* 残り30%は平成33年6月30日以降の退会を条件として、年1回年間償還減資額
の範囲内で抽選又は按分により償還する
* 賛同しなかった会員の預託金据置期間は、平成49年4月1日に変更される
・株式会員は株式(満額)を拠出
なお、平成28年12月28日から名義書換を停止していたが、今年の6月中にも再開するという。同GCホームページでは、共通正会員の前名変料60万円が「名義変更料:10万円 入会金:50万円」となっている。入会金の意味は現時点では不明ですが、全体の費用には変更がないようです。
|