沖縄タイムズや八重山毎日新聞(10月21日付)によると、ユニマットグループ(橋洋二会長)でゴルフ場の運営を担当する(株)ユニマットプレシャス(同代表、東京都港区)は10月20日、前勢岳北側の字石垣外山田などの社有地約99ヘクタールに、7000ヤード規模(18H)のゴルフ場を建設する計画であることがわかった。
ユニマットグループゴルフ場 URL=http://www.unimat-golf.jp/ (表示方法)
ゴルフ場計画用地は、同社が2007年に土地を購入してゴルフ場を計画したが、リーマンショックなどの影響で計画を中断していた経緯がある。周辺の市有地を借地して宿泊施設も計画しており、4年後の2019年の開業を目指すというもの。
石垣島には、18ホールの石垣島GCがあったが平成18年に閉鎖し、本格ゴルフ場がゼロとなっていたため、八重山ゴルフ協会や地元経済団体がゴルフ場建設を要望していたという。
→ 石垣島の商工会、ゴルフ場建設推進で始動(平成22年4月)(関連情報)
一方、ゴルフ場開発をめぐっては、計画地から水田をはさんだところにラムサール条約登録の名蔵アンパルがあることから、今後は環境への影響を懸念する声も出てくるとみられ、クリアしなければいけない課題も多いようだ。
↓↓↓ 平成31年2月6日追加
ユニマットプレシャス、変更したゴルフ場計画縦覧
(株)ユニマットプレシャスは、石垣島のゴルフ場(18H、P72、全長6,667Y計画)付きリゾート施設「石垣リゾート&コミュニティ」(仮称)の開発計画で、住民や知事の意見を踏まえて修正した県環境影響評価条例に基づく環境影響評価方法書をまとめ、石垣市役所市政情報センターで縦覧(1月8日〜2月7日まで)している。
既報通り、名蔵アンパルと周辺の環境(沢と周辺の森林地帯を可能な限り保全)に配慮する計画で、貯水池を作らないことや埋蔵文化財の遺跡を残すようにコースを配置することに変更したという。
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