瀬野川カンツリー倶楽部・間接株主会員制に移行

　「瀬野川カンツリー倶楽部」（経営＝安芸観光ゴルフ（株）、昭和37年開場、広島市安芸区畑賀町1510-91、ＴＥＬ：082-827-0211）は、今年の1月5日に「一般社団法人瀬野川カンツリー倶楽部」（住所＝コースと同、村尾修司代表理事）を設立し、「間接株主会員制」に移行することが判明した。

　瀬野川ＣＣ　ＵＲＬ＝http://www.senogawa-cc.jp/　（表示方法）

　同ＣＣは、これまで預託金会員の預託金返還請求には出来る限り対応（減価償却費を償還の原資に充て）してきたが、設備投資も行えなかった状況として移行を決断したようだ。

　同ＣＣには、既に株主会員（3株で1口）が207名、預託金会員は1110名在籍し預託金総額は6億2680万円（1口当たりは20〜150万円と180万円）。

　既に預託金会員の95・6％、株主会員は88・9％の同意を得ており、預託金会員は預託金の半額またはそれ以上を社団法人に基金として拠出して社員となり、株主会員は株式を拠出（1株1円で3株3円）して社員となる。

　社団法人は最終的に安芸観光ゴルフ（株）全株式を保有し、会員の預託金総額の過半数を保有、会員は社団法人を通じて同ＣＣの経営・運営を行うことになる。

　同ＣＣは、距離は比較的短く（3230Ｙ、Ｐ72）多少の起伏があり谷・池など地形の変化もある丘陵コース。ちなみに、本日現在の会員権相場（名変料5万円、年会費2万円＝税別）は、30万円売りの買いは”相談”となっている。