「砂川オアシスゴルフコース」(パブリック、18H、北海道砂川市北光114-1)が11月10日をもってゴルフ場を閉鎖、経営の第三セクター・(株)砂川振興公社も11月27日に解散したことが判明した。同ゴルフ場のホームページ (http://sunagawa-oasis.com/)も既に閉鎖されているようだ。
砂川オアシスGCは、平成2年7月に石狩川河川敷を利用して造られ、道央自動車道・奈井江砂川ICより8q、JR函館本線・砂川駅から約5分に位置する全長6763ヤード(P72)のゴルフ場。利用者減少による不採算が続いていたことから、閉鎖することを決議したようだ。
市議がネット上で出している議会だより(76号、78号参照)によると、振興公社の総損失ゴルフ場を閉鎖するには、砂川市は多額の税金を投入しなければならず簡単な問題ではないという。明らかになった投入金額は以下の通り。
・市が振興公社に貸し付けている5億2千万円の債権放棄
・公社が民間金融機関から借りている約1億6千万円の債務保証
・ゴルフ場、練習場の「原状復帰」が1億5千万円(概算)
小黒弘市議の市議便り URL=http://oguro-sunagawa.com/ (表示方法)
平成26年9月(8〜10日)の定例議会で振興公社を解散するための議決が行われ、今後は株主総会を経て正式に解散(11月27日に解散)となり、清算業務が始まるという(公社の総損失は約2億5,800万円)。
↓↓↓ 平成27年2月6日追加
砂川オアシスゴルフコースを経営の第三セクター・(株)砂川振興公社(北海道砂川市西6条北3-1-1、代表清算人:丸山健弁護士)は2月5日、札幌地裁滝川支部へ特別清算を申請した。負債額は約7億円。
ちなみに、同公社はゴルフ場の他に、砂川市民ゴルフ練習場・オートスポーツランドの経営などを行っていました。前述の「市議便り79号」によれば、ゴルフ場及び練習場は閉鎖されるが、オートスポーツランドを指定管理者に管理・運営させる条例を砂川市は提案したようです。
↓↓↓ 平成27年3月17日追加
既報通り、2月5日に札幌地裁滝川支部へ特別清算を申請した(株)砂川振興公社だが、2月19日に同地裁より特別清算の開始決定を受けたことが、3月3日付けの官報で公告された。
↓↓↓ 平成28年12月20日追加
全国で閉鎖(完全閉鎖・一時閉鎖・一部閉鎖)したゴルフ場一覧、都道府県別に掲載
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