昭和50年7月開場の「那須野ヶ原カントリークラブ」(パブリック運営、27H、栃木県太田原市南金丸2025、TEL:0287-23-1101)を経営する(株)那須野ヶ原カントリークラブ(石井幸成代表取締役)は、那須・浮間・那珂川コース(各9H)の浮間コースに、同社が事業主体となりメガソーラーを建設する計画であることが判明した。
那須野ヶ原CC URL=http://nasunogahara.cc/ (表示方法)
既に、経済産業省から1KW=36円の認定を受けてており、計画では浮間コースの用地に出力1万KW規模のメガソーラーを建設(平成27年7月着工予定)するようだ。
参照資料 → ゴルフ場の跡地や遊休地を利用してメガソーラーを建設
但し、弊社既報通りゴルフ場用地を利用しての太陽光発電事業が急拡大しているため、送電の受入れ態勢が整わない地域(連系制約エリア)に対して、電力会社が今年4月からそれら地域での電力買取り手続きを一時ストップ(制約)していることが判明しているだけに、計画通りいくか否かは微妙なところだ。
マッピング(栃木県)URL
http://www.tepco.co.jp/corporateinfo/provide/engineering/wsc/seiyaku-tochigi-140731.pdf
系統連系制約(マッピング)で、栃木県の北部全域が対象エリアになっており、那須野ヶ原CCの所在地・栃木県大田原市も「連系制約エリア」に含まれていることがわかる。その他の地域に関しては下記を参照して下さい。
東京電力・系統連系制約(マッピング)について
http://www.tepco.co.jp/corporateinfo/provide/engineering/wsc/yuudo-j.html
ちなみに、同CCは東北自動車道・矢板ICより24q、JR東北新幹線・那須塩原駅から車で約20分に位置し、海抜220mの平坦な丘陵地にレイアウトされている丘陵コース。高校生全国大会(別名=緑の甲子園)の開催コースとしても有名である。
↓↓↓ 平成27年6月26日追加
既報通り、浮間コース9ホールにメガソーラーを計画している「那須野ヶ原カントリークラブ」だが、9ホール中の6ホールを利用して、出力約1万KWのメガソーラーを建設するようだ。平成28年に着工し、29年に完成(予定)で、残り3ホールには練習場を計画しているようだ。
ちなみに、同CCの経営会社・(株)那須野ケ原CCは間接的に関与し、同CCの周辺用地に計4・5MW(3ヶ所)の発電所を建設し、既に売電を開始しているという。
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