「やくらいゴルフ倶楽部」(平成7年開場、宮城県加美郡加美町字芋沢やくらい原1-2、TEL:0229-67-7200)の経営会社・やくらいリゾゾート(株)(狩野一男社長)は、バブル期に設定された固定資産税が負担でゴルフ場経営が厳しくなったため、町にゴルフ場の土地(約150ヘクタール)を9500万円で売却し、今後は町から土地を貸借して営業を行うことになったようだ。
やくらいGC URL=http://www.yakurai-golf.com/
同GCは、バブル期に22億5千万円で土地を購入、土地と建物で年間1220万円の固定資産税負担があったが、これで建物分のみとなり半分程度に軽減されるという。但し、賃料として年間100万円を町に支払うことになる。
ちなみに同GCは、宮城県の「栗駒・船形リフレッシュリゾート・オアシス21構想」の重点整備地区(薬莱地区)として指定された「やくらいリゾート」第1期施設として、積水化学工業(株)が母体となり136億円を投入して開発。
その後、積水化学工業は(株)チームトレインにゴルフ場運営を委託(平成20年)、ゴルフ場会社の株式を不動産投資ファンド会社のダヴィンチグループに売却も同グループが撤退、現在はチームトレイン系列で運営されている。
→ やくらいGCの過去の経緯
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