(株)ゴルフ経営研究所は、全国500施設の練習場を対象にアンケート調査を毎年行い、「練習場経営調査」として発表しており、その中で平成21年のゴルフ練習場の景気動向は「好調推移となった」、「若年層、女性の参加が著しい」となったことが明らかになった。
同研究所は調査を毎年行い、今回は34回目となる。来場者数の調査では全体で、「平成21年の実績が前年よりも増加した」が53・9%(前年48・0%)で、「減少した」は17・1%(22・9%)にとどまり、DI値は36・8(25・1)と10ポイント以上アップしたと報告している。
※DI値=業界の景況についての項目を「好転」割合から「悪化」割合を引いた値をもとに作成します。
全国を6地域に分け調査した結果、全地域でDI値がプラスとなり、九州地区のDI値(53・8)が最も高かく43・3ポイントのアップと大幅に改善していることが判明。
逆に、中部と北陸(50・0)、関西(33・3)とDI値は高いものの、前年比ではポイントを落としている。ちなみに、北海道と東北(9・5)、関東(37・3)、中国と四国(27・8)という結果を得た。
来場者の傾向調査では、「増加した」との回答の中で、若年層40・3%、女性17・1%、高齢者15・5%、ジュニアと家族等のグループが各13・2%、
また、「減少した」は若年層、初心者、高齢者が各0・8%で、女性とジュニアは含まれていないことも判明した。、「ゴルファー層は厚みを帯びてきた」と解析している模様。
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