平成7年6月開場、みちのく古都カントリークラブの経営会社・古都開発(株)(代表桐山清志氏、昭和63年6月設立)は、8月13日付けで事後処理を熊谷信太郎・堀越充子両弁護士に一任し、自己破産申請の準備をしていることが判明した。
1999年4月期には年収入高約4億7000万円を計上していたが、2001年10月に親会社(株)岐阜稲口ゴルフ倶楽部(関市)が、業績不振から民事再生法を申請。
これに伴い来場者数の減少・料金引き下げ等で経営も悪化、2002年3月に大口債権者の大手生命保険会社が債権約30億円を民間サービサーに売却→翌4月に海外ファンドに売却となった。
また、ゴルフ会員権の償還が困難な事態に陥るなど厳しい経営状況が続き、2008年4月期は年収入高約2億3000万円にまで落ち込んでいた。
こうしたなか、2008年に入り運営委託契約を締結した県外のゴルフ場経営業者が同年8月に競売で土地建物を落札し営業継続を決めたことにより、今回の事態となった。
負債は債権者約900名に対し約95億5000万円の見込み。
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みちのく古都CCのこれまでの経緯
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平成22年3月頃、旧経営会社が自己破産等の経緯を報告 |