昭和47年に南仙台CCの名称で会員制ゴルフ場として開場した、西松建設系列の天明カントリークラプ(宮城県伊具郡丸森町大内字青葉南212-189、TEL:0244-36-4877)の経営会社・(株)グリーン開発(三浦敏男社長)は、7月1日に天明ゴルフ(株)(阿部明夫社長、21年6月23日設立)に経営交代したことが判明した。
天明ゴルフ(株)が、同CCのゴルフ場施設を買収し、同日からゴルフ場名を変更することなく運営しており、従業員も再雇用、会員の処遇も変更はないと話しているという。
同CCは昭和47年の開場後、経営が転々としたが、熱海でホテルを経営していた(株)暖海荘が買収し、「天明グリーンヒルCC」(預託金制)として平成4年に再開場しつつも、預託金問題により株主会員制に移行したが、西松建設が根抵当権を実行して競売にかけ、平成12年10月に(株)グリーン開発が落札した経緯を持つ。
天明の阿部社長は、農薬販売会社のエパーグリーン(株)も経営しており、その縁から西松建設系から経営を引き継いだ模様。
(株)グリーン開発は、西松建設のOBが設立したと説明しているが、西松建設の国会議員ヘの献金事件では、裏金を使う際にダミー会社として利用されたと言われており、事実上は西松建設の系列会社のようだ。
↓↓↓ 平成24年9月10日追加
福島第一原発の影響で入場者が激減、平成24年8月末日で天明CCを閉鎖
|