「日吉ハイランド倶楽部」(経営=(株)日吉ハイランド、小栗栄輝代表、昭和44年開場、岐阜県瑞浪市日吉町8004-25、TEL:0572-69-2126)系列で、同じ岐阜県にある「中仙道ゴルフ倶楽部」(経営=(株)中仙道、小栗栄輝代表、瑞浪市大漱町621-1、TEL:0572-63-3111、昭和61年開場)が、経営交代していたことが判明した。
(株)中仙道の小栗代表及び株主らが、預託金償還問題ヘの対応困難を理由に、今年4月10日付けで入澤康彦氏個人ヘ株式を譲渡したもの(7月に代表取締役に就任)。同社は、1975年(昭和50年)6月に設立されたゴルフ場の経営会社で、同CCの経営を手掛け、2004年3月期の年収入高は約8億円を計上していた。
しかし、その後は不景気の影響もあって集客は伸び悩み、2008年3月期の年収入高は約3億2000万円に落ち込み資金繰りはかなり悪化していたようで、預託金の償還のメドがたたない状況下での経営交代となった。
尚、日吉ハイランドCは従来通りの経営体制で維持されている。また、従業員37名の雇用及び会員(約2200名)の権利・義務は、株式譲渡であり何ら変更はないという。別経営となった両ゴルフ場ではあるが、これまで通り相互利用の料金「会員料金+500円」は継続される。
新体制の入澤代表は、その旨を会員に通知し、今後は「会員の声を聞きながら経営正常化を目指し、今後3年かけて設備投資を行い、5年後には営業利益が出れば預託金償還に対応する計画」と話しているという。
とは言うものの、この不景気で集客も伸び悩んでおり、設備投資に回す資金はどうするつもりなのか?、また「預託金償還問題ヘの対応困難」な状況下では厳しい経営となりそうで、経営切り離し→単独経営→その先に待つものは自ずと知れている。・・・私の勘違いであって欲しいが!
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平成20年12月24日、(株)中仙道が民事再生法を申請
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