ニュー愛和宮崎ゴルフクラブがゴルフ場名を「愛和宮崎ゴルフクラブ」(18H、宮崎市佐土原町東上那珂105、TEL0985-74-3611)に変更していることがこのほど分かった。
同GCは愛和GC宮崎コースのゴルフ場名で、愛和グループが平成3年に会員制でオープン。その後、経営や運営がニ転三転したが、昨年9月までに韓国系資本の(株)ワイエイビー・ジャパン(本社=コースと同、金永善<キム・ヨンソン>代表)がゴルフ場施設を買収し、同月から経営を行っている。
買収したのはコルフ場の他にクラブハウスに隣接するホテルなどで、施設の総称を「愛和リゾート」とし、ゴルフ場はパブリックコースとして営業している。
同GCによると、ワイエイピー・ジャパンのオーナーは韓国で最大の新聞社・朝鮮日報の代表者の弟で、同オーナーはソウルでホテルを経営する他に、米国でホテル5軒、ハワイでゴルフ場1コースを傘下に収めているという。
また、同GCの敷地に担保権が設定されていたが、平成15年に行われた競売で、担保権は消滅しているとしている。
一方、現経営会社は愛和グループ時代に募集した会員の預託金(平成元年には600万円募集)やプレー権は引き継いでいないが、旧会員のプレー料金は一般利用者の料金より20〜30%引きで受け入れているという。
なお、愛和の名称を残したものの、旧愛和ゴルフグループの他のゴルフ場との関係はまったくなくなっているという。
ちなみに、愛和グループ系のゴルフ場はピーク時に4コースあったが、今回の経営交代でゼロになった。
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