平成16年に競売により、経営会社が交代し新名称となった西相生ゴルフ倶楽部(旧・愛和GC神戸相生C、18H、兵庫県相生市矢野町真広814-4、TEL0791-29-0321)が運営会社の交代により、8月1日から「姫路相生カントリークラブ」に名称変更した。
JASDAQ上場の(株)A・Cホールディングス(南野利明代表取締役社長、東京都港区芝公園1-6-8、TEL03-5473-7722)の発表によると、同GCの施設保有・経営会社である有限会社葉山倶楽部(関根榮郷代表、東京都千代田区有楽町1-12-1、平成16年設立、資本金300万円=(株)ホートク商事100%出資でA・Cとは資本関係なし)と今年6月27日に施設の賃借を受ける契約を行い、連結子会社である(株)A・Cインターナショナル(國分秀徳社長=(株)A・Cホールディングス取締役)が運営・管理を受託したという。
同インターは、これまで3ゴルフ場(シェイクスピアCC=北海道、、広島紅葉CC=広島県、米山水源CC=新潟県)の運営を行っており、今回の契約は「ゴルフ場は商品である」との経営理念のもと、独自のノウハウの活用で実績を伸ばすことができグループの収益増大に寄与すると判断したという。
西相生GCは売上げが伸び悩んでいるが、経営方針変更による売上増、グループ主体での新規会員募集による年会費の増収及び土地・建物の賃借料(年間4500万円)の支出を考慮して、同ゴルフ場単体で平成20年9月期に売上高3億3300万円(経常利益3600万円)、21年同期に3億6200万円(3800万円)を見込んでいるという。
また、会員の処遇等については改めて案内する方針としているが、会員のプレーは従来通りとしている。同グループの実質傘下入りで、関西地区では三重中央CC(36H、三重県)も姉妹コースの関係となる。
ちなみに、有限会社葉山倶楽部が競売で旧・愛和GC神戸相生Cを落札したのは平成16年で、同年9月から同倶楽部で経営している。
旧会員は5000名強在籍していたが、先着1500名を目処として20万5千円(登録料10万5千円=税込み、預託金10万円=10年据置)の納入で会員の権利を継承、新規会員は当時49万9500円(登録料19万9500円、預託金30万円)で募集していた。
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平成23年3月3日、姫路相生カン卜リークラプが競売に
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