昭和52年に開場した会員制の常磐カントリー倶楽部(18H、福島県いわき市大久町、TEL0246-82-3721)は、平成18年11月20日にPG(PGGIH)グループから離脱し、翌日から新経営陣のもとで営業することが明らかになった。
同CCは、平成16年にPGグループ入りした日本ゴルフ振興が経営するゴルフ場の一つで、今年の夏頃から同CCの経営会社・常磐カントリー倶楽部(今年、日本ゴルフ振興の分社で独立)の株式を1億円で売却するとした噂が出ていた。→関連記事
その株式を買収したのは、不動産の(株)パインランド(大阪市中央区谷町1-5-6、TEL06-6974-0066、松島千賀子社長、資本金5000万円)。
同社は既報通り、昨年5月にPGグループからチサンCC秋田(現・秋田プレステージGC、18H、秋田県)を買収してゴルフ場経営に初参入した。
当時は、関西地区でビル・マンションを数棟所有・賃貸しているとしていたが、事業が順調に推移し現在では28棟に拡大しているという。
同社では「秋田のゴルフ場は、従業員の士気がアップしたこともあり、経営が軌道に乗ってきた。今回は2コース目になるが、宮城県でもう1コース取得する考えだ」という。
また「会員の権利・義務は全く変更ない。むしろ、地域に密着した会員中心の会員制クラブにする考え。常磐CCにはクラブ理事会がないので、早々に理事会を設立する予定だ」と語っている。
なお、来年1月1日からクラブ名を「いわきプレステージGC」、または「福島プレステージGC」に変更する考えという。
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平成19年6月1日に「いわきプレステージカントリー倶楽部」に名称変更
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