『 平成15年に会員権の分割や一部預託金の返還等を行い、中間法人の活用等で預託金の永久債化を行い預託金償還問題を乗り切った福島のセべ・パレステロスGC泉コース 』だが、
同じ経営会社である常陸開発(株)(坂井義昌代表取締役、東京都、TEL:03-3664-8880、)は、「預託金ならびに特別預託金の返還が厳しい状況」という理由で、同系列の茨城にある「霞丘カントリークラブ」と「セべ・バレステ口スゴルフクラブ」の名義書換を、11月11日から停止したことが判明した。
両コースの経営(朝日観光グループから)は、今年5月21日にM&Aで土木事業や不動産事業など12事業を行う企業体のトップジャパングループの(株)トップジャパンサンリョウ(山本武氾代表取締役)に経営交代している。
常陸開発(株)では、停止期間中に何らかの預託金返還対策を検討する模様だが、 ・霞丘CCは
一時期徴収していた特別預託金会員や預託金(50〜60万円)の返還請求
・セべ・パレステロスGCは
一部を返還(平成10年)したが残りを新預託金(額面を240万円に統一、15年据置)、
4年後の平成25年には据置期間が満了
・・・・という預託金問題を両コースは抱えている。
両コース共に人気のあるゴルフ場だけに、セべ・パレステロスGC泉コースのようにうまく預託金償還問題を乗り切れるか注目されるところである。
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