今年の日本プロゴルフ選手権大会(5月15〜18日)の開催会場である、「プレスカントリークラブ」(18H、群馬県安中市安中5853、TEL027-382-5151)は、先ごろ温泉(アルカリ性のナトリウム塩化物温泉)が湧出するとともに、温浴施設やヴイラ(宿泊施設)の開発、クラブハウスの一部改修をほぼ済ませ、5月20日にも使用を開始する。
また、同クラブは親会社名を冠にして4月1日から「レーサムゴルフ&スパリゾート」に名称変更するとしている。
温泉施設は、クラブハウスの浴室の外に温泉露天風呂とフィンランドサウナを新たに建設したほか、クラブハウス2階のテラスを増築しセラピス卜によるボディトリー卜メントやマッサージなどを行うスパ施設「スパグりーン」としてリニューアルした。
さらに1階の更衣室から直接スパグリーンヘ直接行けるよう動線を整備、併せてロッカールームについても男女共用部分を設けて女性利用者への対応も済ませたという。
また、レストランにおいては東京・銀座のレストランシェフの監修でレシピを一新し、今春から本格的なデイナー(予約制)も開始する予定だ。
ヴィラは17番ホールのグリーン左側、松の木が生い茂る小高い山に3棟を開発。各戸とも100平方メートルを超える2LDKで、広いリビングルーム、温泉風呂を備え、妙義山や浅間山を一望できるベランダにはジャグジーも設けている。従来からあるゲストハウス、ロッジと併せ宿泊施設の充実を図る。
同クラブでは、従来からレッスン事業「プレスゴルフアカデミー」を実施する他、ブログをはじめインターネットでの情報発信の充実に努めているが、「顧客満足度を上げるために、何をどうしたらよいかを考え、今回の施設充実になった」と話しており、ゴルフ場事業展開に積極的に取り組んでいるという。
なお、同ゴルフ場を経営する有限会社アセット・ホールディングスは昨年12月16日に「(株)アセット・ホールディングス」に変更、ジャスダック上場で同社親会社の(株)レーサム・リサーチも今年1月1日に「(株)レーサム」と社名変更している。
→ レーサムゴルフ&スパリゾート・過去の経緯
|