クレステージカントリークラブ

　会員募集を91年8月に特別縁故1500万円を200名の予定で開始したが、92年には会員権を分割し980万円で再開、さらに93年10月の開場直前になって再度募集金額を見直し特別縁故580万円300名の募集を開始した。大胆な募集金額の見直しだが、現会員数はまだ少ない。最終1600名予定。

　立地上、地元ゴルファーが営業の中心にならざるを得ないため、将来的にも相場水準は首都圏に左右されないローカルなものになりそうである。

■平成23年3月12日、営業停止し廃業の可能性も？

　東日本大震災の影響（原発問題）で再開の目途立たず。

■平成27年6月18日、追加情報

　ゴルフ場としての経営は不可能な状態であることから会員（数十名）には預託金を順次返済し、廃炉や除染の作業員向けの宿泊施設の建設用地になる予定であることが判明した（平成27年6月11日付　福島民友ニュースより）。

　同ゴルフ場を所有する（株）ミオスはゴルフ場経営を断念している関係で、町の計画に協力しゴルフ場用地の賃貸に同意しているという。楢葉町によると駐車場やコース用地を活用し宿泊施設を建設し、町内に点在している作業員の宿舎を集約させ、住民の日常生活と混在しない街づくりを進めるという。

　廃炉などに携わる民間事業者は、同ゴルフ場の運営会社から土地を借りて仮設宿舎を設置し、運営も事業者が担うようだ。

■平成30年10月1日、メガソーラーの運転開始

　11月27日、芙蓉総合リース（株）とシャープエネルギーソリューション（株）が共同出資する「合同会社楢葉大谷ソーラー」は、、同年10月1日にクレステージＣＣの跡地に太陽光発電所の商業運転を開始したこと発表。

　発電所の設置容量は約23・9MW-dcで、年間予測発電量は約2,490万kWh（一般的な家庭の年間消費電力量、約6,900世帯分の電力量に相当する規模）という。

■令和6年1月18日、ミオス菊川ＣＣ、アコーディア・ゴルフが取得表明、3月21日引き渡し予定（関連情報）