各国の比較


この図は2005年の世界各国のGDPに対する総医療費の割合をみたものですが、アメリカが15.2%で1位、日本は8.2%で24位です。
アメリカを除くG7の平均は9.5%、OECD加盟25か国平均は8.9%です。
日本では保険証1枚あれば誰でも、いつでも、どこでも医療機関を受診できますが、アメリカでは沢山の人が個人で保険会社の保険に加入しています。無保険の人も4,500万人位います。
イギリスでは受診する医療機関1か所を予め登録し、そこからの紹介がないと他の医療機関を受診できません。

日本の医療費等の状況

2005年度 区分別医療費
総医療費 医科 歯科 調剤薬局 その他
331.289億円 249.677億円 25.766億円 45.608億円 10.238億円
100% 75.4% 7.8% 13.8% 3.0%
総医療費 公費負担 医療保険 老人保健 患者負担
331.289億円 21.987億円 155.377億円 106.353億円 47.572億円
100% 6.6% 46.9% 32.1% 14.4%
2005年度 年金階級別医療費(医科)
年齢階級 全年齢 0~14 15~44 45~64 65~
医療費 249.677億円 16.506億円 34.941億円 64.875億円 133.355億円
% 100% 6.6% 14.0% 26.0% 53.4%

■医療給付割合
健康保険(協会けんぽ、組合健保、日雇健保)、船員保険、共済組合(国家公務員、地方公務員、私立学校教職員)、国民健康保険は原則7割、ただし、義務教育就学前8割、70歳以上75歳未満9割(現役並所得者7割)

■後期高齢医療制度
75歳以上及び65歳以上の寝たきり状態にある人-原則9割。ただし、現役並み所得者7割。

分かり難かったと思いますが以上です。

佐藤内科医院
佐藤 健次郎