・ 「日本映画 コンドル賞」は100%当審査員による投票で各賞を決定します。
・ 対象は主に日本国内制作の劇場公開作品で、一部海外との合作も含みます。
・ 公開時期・ジャンルに関しては基準を設けておらす、価値ある国内作品を表彰。
・ 歴代〜新作を対象内としますが、祭典開催時の時代性に合った作品を表彰。
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● 実写・長編劇映画 部門 グランプリ ●
− LIVE-ACTION - FEATURE FILM: GRAND PRIX −



【 異人たちとの夏 】
≪ THE DISCARNATES ≫
(1988年 松竹 映画)
監督/大林 宣彦
※ 脚本家、小説家として活躍して来た山田太一が1987年に発表した同名小説(第1回・山本周五郎賞受賞)を鬼才・大林が映画化。脚本もドラマ畑の市川森一が担当した。東京・浅草を舞台に脚本家の主人公が遭遇した極々日本的なファンタジー+ホラーな体験を情緒豊かに描いた。最高賞のグランプリを授与。 |

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【 太陽を盗んだ男 】
≪ THE MAN WHO STOLE THE SUN ≫
(1979年 東宝 映画)
監督/長谷川 和彦
※ 一見平凡な中学校・理科教師の男が、手製の核爆弾を保有してしまうという奇抜なアイディア(原案:レナード・シュレイダー)は、監督の長谷川和彦が広島出身で胎内被曝児であり、あだ名が『ゴジラ』であった事から端を発した。邦画では型破りにメッセージ色の濃い、社会派なエンタメ性を評しグランプリを授与。 |

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● 長編アニメーション部門 グランプリ ●
− FULL-LENGTH ANIMATION: GRAND PRIX −



【 千年女優 】
≪ MILLENNIUM ACTRESS ≫
(2002年 クロックワークス映画)
監督/今 敏
※ 物語は引退した往年の女優・藤原千代子にインタビューする形式で進行する。時代劇・戦中・戦後・現代・未来と現実と銀幕の世界が交錯し、『銀映』という撮影所閉鎖と相俟って女優一代の生涯を走馬灯の如く見せた後、終幕を迎える構成は見事の一言。邦画愛の顕しも歴々に秀逸でグランプリを授与。 |

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● 歴代・映画キャラクター × アクター賞 ●
− HISTORICAL MOVIE CHARACTER x ACTOR AWARDS −



【 城戸 誠 】
≪ MAKOTO KIDO ≫
(1979年 実写映画「太陽を盗んだ男」(THE MAN WHO STOLE THE SUN) 〜)
俳優/沢田 研二
※ 表は平凡な中学教師、裏の顔は核爆弾魔という見事に極端な二面性を演じたのを評し、主演キャラクター男優賞を授与。 |

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【 藤原 千代子 】
≪ CHIYOKO FUJIWARA ≫
(2002年 アニメ映画「千年女優」(MILLENNIUM ACTRESS) 〜)
キャラクターデザイン・作画/本田 雄 声優/莊司 美代子、小山 茉美、折笠 富美子
※ 原節子、高峰秀子 etc 歴々の邦画界を支えた大女優へのオマージュを評し、主演キャラクター女優賞を授与。 |

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【 山下 満州男 】
≪ MASUO YAMASHITA ≫
(1979年 実写映画「太陽を盗んだ男」(THE MAN WHO STOLE THE SUN) 〜)
俳優/菅原 文太
※ 本作の真の主役(*沢田研二とのW主演)という解釈が多々ある程の存在感を評し、助演キャラクター男優賞を授与。 |

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【 原田 房子 】
≪ FUSAKO HARADA ≫
(1988年 実写映画「異人たちとの夏」(THE DISCARNATES) 〜)
俳優/秋吉 久美子
※ 本役に対し監督は『自由に演じて』と演技プランを秋吉に一任。自然体かつ繊細な芝居を評し助演キャラクター女優賞授与。 |

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【 藤野 桂 】
(ケイ)
≪ KATSURA FUJINO (KEI) ≫
(1988年 実写映画「異人たちとの夏」(THE DISCARNATES) 〜)
俳優/名取 裕子
※ 他二人の異人とは気質が異なり、複雑な心理の幽霊(死霊)を演じ切ったのを高く評しキャラクター特別業績賞を授与。 |

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● 審査員・特別業績賞 ●
− JUDGE SPECIAL ACHIEVEMENT AWARDS −



【 山田 太一 】
≪ TAICHI YAMADA ≫
(1934〜2023 出身地:東京 脚本家、小説家)
代表作/キネマの天地 (1986)、少年時代 (1990)、飛ぶ夢をしばらく見ない (1990)

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【 市川 森一 】
≪ SHIN'ICHI ICHIKAWA ≫
(1941〜2011 出身地:長崎 脚本家)
代表作/「ウルトラマン」シリーズ (1967〜1972)、長崎ぶらぶら節 (2000)

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【 鈴木 達夫 】
≪ TATSUO SUZUKI ≫
(1935〜 出身地:静岡 撮影監督)
田園に死す (1974)、ドグラ・マグラ (1988)、写楽 (1995)、父と暮せば (2004)

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【 井上 堯之 】
≪ TAKAYUKI INOUE ≫
(1941〜2018 出身地:兵庫 作曲家、ギタリスト)
代表作/青春の蹉跌 (1974)、居酒屋兆治 (1983)、火宅の人 (1986)、華の乱 (1988)

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「日本映画 コンドル賞」は、公正・中立に重きを置く事を理念として、完全Web上に設立した賞です。
100%当審査員が投票する形式で、1年に2回、年間を通しての投票結果を基に受賞作を選出しています。(*発表は5月(前期)&12月(後期)を予定)
本賞は名称に『日本映画』と前置きがある通り、日本国内の作品を対象としておりますが、一部海外との合作も含んでいます。
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本賞は公開時期、ジャンルに制限を設けておらず、歴代の旧作から新作までを表彰の対象としています。
この点では(ほぼ)日本初・・・恐らくオールラウンドの映画賞としては、世界的にも珍しいと思われます。
(最高賞のグランプリに関しても、一般の実写・エントリー作品と平等・公正に選出しています) |
エントリー作品等の選抜に関しては、当所で一般投票に適したものを尊重し、厳密に選考した上で行っています。
本賞に対してのご意見・ご感想・ご質問等は、全て真摯に受け取っておりますので、何かありましたら是非お送り下さい。
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[ 日本映画 コンドル賞 ] の主旨・概要等に関しては → コチラ をご参照下さい。* |
awards@tokyo.email.ne.jp
1st Japanese Movie: Condor Early Awards - Japan 2025 -
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