ナリタゴルフコース・小御門カンツリークラブをマミヤＯＳが買収し傘下に

　ミツノ（株）（東京都港区新橋2-20-15、満野秀雄代表取締役）が経営する下記2ゴルフ場を、ＧＣＥグループのマミヤ・オプティカル・セキュリティシステム（株）（マミヤＯＳ、東京都文京区後楽1-2-2、ＴＥＬ：03-5805-8400、戸澤茂代表取締役）が買収し、傘下に収めたことが判明した。

　　・小御門カンツリー倶楽部　（千葉県成田市猿山山向1261-1）

　　・ナリタゴルフコース　　　　 （千葉県成田市堀之内475）

　一季出版（株）（東京都台東区浅草橋1-9-13　ＴＥＬ：03-3864-7821）発行のゴルフ特信（7月3日発行、55543号）により判明したもので、6月上旬にマミヤＯＳがミツノを買収したという（買収価格は不明）。

　両コースは（小御門は正会員補充募集の後）、今年の4月1日より名義書換料を値下げして名義書換再開すると同時に、両コースの共通会員「ＭＩＣパスポート正会員」（5年間利用、年会費4万8千円）で募集を開始したばかりだったが、急遽、7月1日に代表者の交代により名義書換を停止した。

　弊社でも、代表者の交代だけでどうして名義書換を停止するのか？不思議に思っていましたが、5月29日に代表取締役を務めていた満野秀雄氏は退任（その他、満野一族も退任）し、取締役も入れ替わっていたという噂です。

　一季出版も両社に問い合わせたようですが、詳しい内容は聞けなかったという。会員や従業員にも詳細は伝えられておらず、在籍会員等の今後の処遇に関しても不明（いずれ、マミヤＯＳより発表があるものと思われる）となっている。

　　　マミヤＯＳ　ＵＲＬ＝http://www.mamiya-os.co.jp/

　マミヤＯＳと言えば、開発途中の「神戸カントリー倶楽部 神戸コース」（神戸市北区）において、法律で定められた届けを国に出さないまま、会員権を販売した疑いが強まり、経済産業省が調査に乗り出した事件が、最近報道されたことで話題となった。

　　　神戸カントリー倶楽部神戸コース・無届けでゴルフ会員権を販売

　参考までに、マミヤＯＳグループのゴルフ場は6コース、ＧＣＥグループ全体では18コース（今回の2コースを含め）となる（オリムピック系、エーデルワイズＧＣ、ゴールデンレイクスＣＣ等）。

　　　ＧＣＥグループゴルフ場　ＵＲＬ＝http://www.hanaha-cc.jp/group/

　　　　　↓↓↓ 7月4日追加

　ＧＣＥグループで建設中の花葉ＣＣ（18ホール計画、成田市）と、今回取得の小御門ＣＣとナリタゴルフコースを提携させ、それぞれゴルフ場名を7月10日付けで、「キャスコ花葉ＣＬＵＢ・本コース」、「キャスコ花葉ＣＬＵＢ・ナリタコース」に変更する旨を会員に案内したことが判明した。

　　花葉ＣＣ　ＵＲＬ＝http://www.hanaha-cc.jp/top/

　花葉ＣＣ（平成26年10月頃の開場予定）と小御門ＣＣは県道を挟んで相対しており、花葉ＣＣのメンバーにも利用してもらえるよう検討しているとした。花葉は現在、第2次正会員募集を150万円（入会金30万円、預託金120万円）等で募集中だが、7月8日で終了するようだ。

　8月10日からは、「キャスコ花葉ＣＬＵＢ」として会員募集（詳細は不明）を始める計画という。

　　→ グーグル航空地図（Ａ・小御門ＣＣより南西、成田線の右脇が花葉ＣＣ）

　キャスコの冠は、ＧＣＥグループのマミヤ・オーピー（株）（東京証券取引所第二部上場、東京都品川区西五反田2-11-17 ＨＩ五反田ビル、ＴＥＬ：03-5437-2311　矢�ｱ登代表取締役社長）が平成22年11月末にゴルフ用品メーカーのキャスコ（株）を子会社化していることが由来しているようだ。

　マミヤ・オーピー（株）　ＵＲＬ＝http://www.mamiya-op.co.jp/company/group

　　　　　↓↓↓ 8月28日追加

　ＧＣＥグループで建設中の「花葉ＣＣ」（18ホール計画、成田市）と、「キャスコ花葉ＣＬＵＢ・本コース」（旧・小御門ＣＣ）、「キャスコ花葉ＣＬＵＢ・ナリタコース」（旧・ナリタＧＣ）の3コース共通会員制倶楽部「キャスコ花葉ＣＬＵＢ」を組織し、会員募集を8月10日から開始した。

　募集金額はＡＢ共に48万円（入会金18万円＝税込、預託金30万円＝20年据置）

　　・Ａウィーク会員＝第1週・第3週が利用可

　　・Ｂウィーク会員＝第2週・第5週が利用可