アコーディア・ゴルフは、「奈良万葉カンツリー倶楽部」(昭和42年開場、奈良県奈良市八島町470、TEL:0742-61-8531)を経営する(株)奈良万葉カンツリ倶樂部(淺沼健一代表取締役)の株式を、3月1日付で譲受けることを自社ホームページ「IRニュース」で2月20日(株式譲渡契約締結日)発表した。
(株)奈良万葉カンツリ倶樂部は、(株)淺沼組(東証・大証第1部上場、大阪府大阪市天王寺区東高津町12-6、TEL:06-6768-5222、淺沼健一代表取締役社長)の100%子会社で、取得するのはアコーディアの子会社・(株)アコーディアAH12となっている。
株式の取得価格に関しては公表していないが、(株)淺沼組の発表の中で「本件実行に伴い、平成25年3月期の当社連結決算において、特別利益として関係会社株式売却益約480百万円を計上する予定」と記載されている。
奈良万葉CC URL:http://www.naramanyo.com/
尚、奈良万葉CCには約1100名の会員が在籍するが、株式の売買による経営交代であるため、会員の権利・義務の変更はないものと思われる。同CCの2月22日現在の会員権相場は、40万円売りの買いは10万円(名義書換料52・5万円)となっている。
掲載元URL=http://www.accordiagolf.co.jp/file/pdf/news_20130220153120.pdf
2013 年2 月20 日
(株)アコーディア・ゴルフ
代表取締役社長 鎌 田 介
当社子会社による(株)奈良万葉カンツリ倶樂部の株式の取得(孫会社化)に関するお知らせ
当社および当社子会社である(株)アコーディアAH12は、(株)淺沼組の子会社である(株)奈良万葉カンツリ倶樂部の株式を本年3月1日付で譲受けることを決定いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
なお、奈良万葉カンツリ倶樂部は、「奈良万葉カンツリー倶楽部(奈良県奈良市、18ホール)」を所有・運営する会社です。
1.株式の取得の理由
・・・・ 前 略 ・・・・
今般、取得する奈良万葉カンツリー倶楽部につきましても、ゴルフ場の優位性に加えて、当企業グループのゴルフ場運営ノウハウの導入により、収益改善・向上を図り、当企業グループの連結業績の向上に貢献できる見込みであります。
「奈良万葉カンツリー倶楽部」は、奈良駅から約15分、西名阪道・天理ICから約5キロとアクセスの良い立地に加えて、大和青垣国定公園内の丘陵地に広がる18ホール。フラットなフェアウエーに杉・松・桧など樹木の美しい景観に、池など多彩なハザードが設置された戦略性の高いコースです。
・・・・ 以下略 ・・・・
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(株)淺沼組は同日、譲渡理由として下記のように自社ホームページで発表。
掲載元URL=http://www.asanuma.co.jp/ir/documents/20130220jyouto.pdf
当社は、当社の現状及び取り巻く経営環境を勘案し、当社の主たる事業である建設業とその周辺事業に経営資源を集中すべく、その他の事業であるゴルフ事業については売却等を検討してまいりました。
その結果、本日、アコーディアAH12との間で、当社の保有する対象会社の株式全部を譲渡することについて、合意いたしました。
アコーディア・ゴルフグループは日本国内に複数のゴルフ場を有し、ゴルフ事業を展開しており、同社に経営権を譲渡することにより、対象会社のゴルフ事業の安定的な経営が見込め、利益があるものと判断致しました。本件実行により、対象会社は当社の連結子会社から除外されることになります。
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