『 矢吹ゴルフ倶楽部(福島県西白河郡矢吹町松房314)の経営会社・(株)ワイ・ジー・シー(福島県西白河郡矢吹町松房314、登記面=東京都渋谷区代々木2-28-7、代表佐藤仁氏)は、平成18年8月11日に東京地裁へ民事再生法を申請し、同日保全命令を受けた 』と報じたが、
(株)ワイ・ジー・シーの申請代理人:服部弘志弁護士は、先ごろ営業譲渡型の再生計画案をまとめて、会員を含む一般債権者に配布したことが判明した。
既報通り譲渡先は、リゾートソリューション系列の投資会社・(株)ウィル・インベストメント・パートナーズで、(株)ワイ・ジー・シーの株式(譲渡代金は1億5000万円)及び別除権を取得。ワイ・ジー・シーは、譲渡代金と資産処分金を1回目の弁済原資に充て、その後に解散するという。
会員及び一般債権者への弁済条件は、
・退会会員は、96・8%カット後の3・2%を再生計画認可決定確定日から3ヶ月以内に一括弁済
・継続会員は、3・2%の弁済請求権をウィルに譲渡し、新会員権(10年据置)を発行
ちなみに、再生債権額は72億7493万円余、確定再生債権者数は213名(内会員211口の預託金45億9470万円)、ウィル・インベストメントからの借入金25億5000万円等となっている。
尚、計画案の賛否を問う債権者集会は、平成19年1月9日に開かれる予定となっている。
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