『 平成19年11月13日に事業会社を正式に買収、ゴルフ場名を正式に「千葉パーディクラブ」(千葉県八街市小谷流591、TEL:043-440-5888)とし、同11月15日から特別縁故正会員募集を1,304万円で開始した同クラブが、経営会社・(株)ユニマットリバテイーとして、4月12日にオープンすることに
』と報じたが、
4月1日からこれまでの会員募集を見直し、縁故募集として、個人・法人正会員とも1名記名式で794万円(入会金294万円、預託金500万円=10年据置、定員300口、最終会員数は800口予定)で会員募集を再開したことが判明した。
募集の変更内容は、
・募集金額1304万円(入会金504万円、預託金800万円=5年据置、最終会員数680口)
→ 募集金額764万円(入会金294万円、預託金500万円=10年据置、最終会員数は800口)
・年金費は12・6万円、ロッカー費は2・1万円
→ 年金費は8・4万円、ロッカー費は0・63万円
・募集・視察プレー受付窓口は、千葉バーディクラブ「TEL:043-440-5888」
→ 募集・視察プレー受付窓口は、(株)ユニマットリパティー「TEL:03-5770-2129」
・入会済み会員(59口)には差額分を返還(もう1口希望した場合には200万円の追加で対応)
また、ユニマットグループオーナーの高橋洋二会長が資本投下を行い、昨年末にはゴルフ場資産を高橋会長の個人会社・(株)クリーク&ガーデンTOKYOに譲渡し、ユニマットリバティーは貸借して運営する体制(預託金は2社が連帯保証)に移行したという。
尚、同グループは当面、新規ゴルフ場の買収は行わず、既存のグループゴルフ場(保有22コースと運営受託2コース含め24コースを運営)を各々の特性を活かして事案再生を行い、パリュエーションの展開を図る考え。
募集金額の変更理由は明らかにしていないが、昨今のゴルフ場情勢からみても1304万円募集は高額すぎたのではないかと思われる。約1年半で59口しか集まっていない現状を見ても、そう考えざるを得ないのではないかと思う。
最近の高額募集では、平成20年5月からイーグルポイントGC(茨城)が、募集金額・1名記名式の個人会員Aと法人会員Aが3030万円(入会金630万円、株式取得代2400万円)、2名記名式の法人会員Bが6060万円(入会金1260万円、株式取得代4800万円、年会費は今年4月から105万円)で行い最高となっている。
次に19年4月から、久邇CC(埼玉、西武グループ)が、募集金額・個人及び法人正会員(1名記名)1010万円(入会金210万円、預託金800万円=10年据置)で行っている。同CCの募集は順調に推移したようだ。
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