日本女子プロゴルフ協会(JPGA)の元会長で、3人の賞金女王を育てた清元登子(たかこ)プロが東筑波カントリークラブ(27H、茨城県石岡市上林122-2、TEL0299-43-0951)に来年1月、プロ養成ゴルフアカデミーを開設する。5年程度は続ける考えという。
高校生以上(来春卒業予定含む)を対象に全寮制で世界を目指すプロゴルファーを育てる。第l期生は10人程度を予定、1年単位で指導する。
受講料は年間330万円(練習代等含む)で、寮費(3食付き)は1カ月6万円。同CCのコース、練習場の他、近隣のジムや練習場とも提携して年中、練習できる環境を整える。
アカデミーを主催する潟Sルフ21(トゥーワン)(東京都千代田区、TEL03-3261-4018)では、「清元プロは不動裕理プロを熊本の自宅で指導して鍛えた実績があり、寮でも生徒と飲食を共に生活し、技術面だけでなく礼儀を重んじ生活面も厳しく指導する」と話している。
清元プロ門下生の不動、大山志保、古閑美保プロ3人で平成12年からの10年間で計8度賞金女王になっている。それだけに、同アカデミーには石川県など地方からの問い合わせもあり、何より親が熱心なケースが多いという。
生徒の寮(18室)は同CCが研修生用に以前使用していた寮を改修して使用する。すでに改修工事に入っており、年内に完成予定となっている。
施設を提供する同CCの安蔵秀夫支配人は、「アカデミーにはコース、練習場を無償で使ってもらう。キャディ業務等をしてもらうことも一切ない。大成するプロが育ってくれればと協力させていただくことにした」と話している。
→日本ジュニアゴルフ育成協議会
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