田人カントリー倶楽部

　平成16年11月に破産管財人が企画会社に同ＣＣを売却し、その3日後に消費者金融大手の三和ファイナンス（株）（当時、現・ＳＦコーポレーション）グループで不動産業の有限会社ワイ・ディ・エムが同ＣＣを護り受けて18年4月から営業を再開し、これまで営業を続けていた。

■平成15年12月5日、光峰開発（株）が破産

■再開場は平成18年になる模様

■平成18年4月21日に再オープン

　同ＣＣの施設や土地の地上権を保有している不動産業の有限会社ワイ・ディ・エム（山田祥美社長、東京都豊島区）が経営する。

■平成23年5月9日、営業停止し廃業も視野に

　東日本大震災の影響（原発問題）で入場者が大幅に減少し廃業することに。

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■平成23年7月15日、「廃業」から一転し営業再開

　同ＣＣを営業してきた有限会社ワイ・ディ・エムと（株）センチュリーゴルフサービスが賃貸借契約を交わし、ゴルフ場名を変更せずに以前同様パブリックで営業を行うという。

　それに伴い、電話番号が変更となる、コースＴＥＬ：「0246-68-3311」 → 「0246-68-3291」

■平成24年5月7日、電話不通でＨＰも閉鎖していることが判明

　隣接地がガレキ受け入れ目的業者に購入され、放射線量が高くなるとして24年度の営業を断念した模様。ゴルフ場用地は、ＳＫ白河ＧＣ（福島）を経営する関連会社・関彰商事（株）が取得し、メガソーラー基地計画（2000ＫＷ）を検討中でゴルフ場としての再開は絶望的に。

■平成27年9月16日、田人ＣＣの跡地でメガソーラーの建設に着手

　京セラグループが、「福島・田人メガソーラー発電所」の名称で工事を開始したことが判明。同用地を利用して27ＭＷのメガソーラーを建設するというもの。建設と運営は京セラＴＣＬソーラー合同会社（東京都千代田区、京セラ19％、東京センチュリーリースが81％出資し、平成24年8月に設立）が担当する。

　同用地に太陽光パネルを約10万設置。年間予想発電量は約3,262万ＫＷ（一般家庭約1万世帯分の年間電力消費量に相当）で、平成31年9月の完成を目指し東北電力に売電するという。

　また9月11日には、平成26年7月に閉鎖したセントパインズ大山ＧＣ（鳥取）の跡地に、京セラＴＣＬソーラー合同会社が事業主となり、「鳥取・ 米子メガソーラー発電所」の建設を同日より開始した旨を、京セラが自社ホームページで発表している。

　現在、同合同会社は平成25年9月に台風18号の影響によりクローズした、京都市にある「京都国際カントリー倶楽部」の跡地（約30万�u）に、9万枚の太陽光パネルを設置しメガソーラーを建設中（発電規模は23ＭＷ）である。同社は、これまでに全国で27カ所、合計約49・1ＭＷの太陽光発電所を稼働 ・ 運営している。

　参照資料　→　ゴルフ場の跡地や遊休地を利用してメガソーラーを建設