〜 こころのトライフォース 〜

 

1.医学的面接

 必ず最初に精神科医(いそべ)による面接を受けていただきます。その後、精神科医による定期的面接によって治療を進めていきますが、必要性に応じて『こころのトライフォース』の1フォースである臨床心理士によるカウンセリング(摂食障害、不登校など)を併用するのか、1フォースである認知療法(うつ病)・認知行動療法(パニック障害)のグループセラピイ(集団療法)に参加するのかを相談させていただきます。

 

2.カウンセリング

 臨床心理士による定期的面接を行います。精神医学的面接のみでは効果が期待できない場合に、臨床心理士との個別面接によってクライアント(来談者)を援助させていただきます。対象とするこころの病は摂食障害、不登校を主な対象とさせていただきます。

 

3.認知療法・認知行動療法

 うつ病の方に認知療法を、パニック障害の方に認知行動療法を、いずれもグループセラピイで行わさせていただきます。認知療法はうつ病の方を対象として開発された最新の科学的治療技法であり、ものごとの見方を変えたとえうちひしがれている時でも、気分を改善し、生産的にふるまえるように訓練を行うものです。認知療法はうつ病に対して、うつ病の薬と同等か、あるいはそれ以上の治療効果があることが証明された最初のこころの治療法なのです。認知行動療法はパニック障害の方のために開発された最新の科学的治療技法であり、(1)パニック発作のコントロールのための呼吸法、(2)不安を呼び起こす誤った思考パターンを改善する認知再構成、(3)発作を誘発する状況に除々に慣れていく段階的暴露、を3つの柱として訓練を行います。これをマスターすれば、薬をのまなくてもよくなるか、少なくとも定期的な服用からは解放されることになります。

 

4.メンタルヘルス相談事業

 こころのトライフォースの1フォースであり「こころの健康度」を高めていくことを目標としています。主に企業内におけるメンタルヘノレス活動を中心とし、個別相談、家族相談などを行わせていただきます。

 

以上のように、『こころのトライフォース』と『可能な限り少ない投薬』を治療方針として、皆様の『PEACE OF MIND』を達成するために、いそベクリニックスタッフ一同、努力していく所存です。

平成11年4月

 

 

 

 

>> PEACE OF MIND をめざして

>> こころのオアシスをめざして

>> パニック障害とカウンセリングの話

 

[Counter]