A happy combination of Alfa parts and Bertone design ALFA ROMEO CANGURO by MIDORI-SHOUKAI (C) Modeling by T.S. 憧れだったあの頃!! 1/24スケール 緑商会 アルファロメオ カングーロを今この手に!!
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“カングーロ ( CANGURO)”とは!? これは、イタリア語で言う“カンガルー(
KANGAROOS)”、俊敏な動きを身上とするアルファロメオらしいネーミングではないでしょうか! ジャガー(
JAGUARS)、バラクーダ( BARRACUDAS)、マスタング( MUSTANGS)などアニマル・ネームを掲げる同時代の名車は数多く、そのほとんどがスポーツモデルだということも共通しています。
アルファロメオ カングーロは、ベルトーネとアルファロメオ エンジニアリングとの共同開発で生れたもので、あのグランツーリスモ・クーペの「ジュリア1600」に使用されているチューブラーフレームを利用し、90%のパーツを同じく「ジュリアTI」からの流用により、あのアルファの成功作である「ザガードGTZ」の持つスパルタンさをよりマイルドに味付けし、いかにもベルトーネらしいエアロダイナミックに富んだ滑らかなボディデザインを作ることに成功しています。 エンジンは、1600ccのスタンダードジュリア用、ホイールはカンパニョーロ・マグネシウムでより現代的なイメージを打ち出した意欲作でありました。 ![]() TOP : The Canguro, developed in close collaboration with Alfa Romeo experimental engineering staff. ![]() ![]() TOP : The rear section( Leftside) and front section( Rightside). ![]() ![]() TOP : Running gear is virtually standard Giulia. ![]() TOP : The gorgeous interior. なぜ名車かというと、その抜群に素晴らしいボディプロポーションに尽きると思います。そして、当時としては珍しいパイプフレームがキットに採用されていたということではないでしょうか。これは、日本のメーカー製キットとしては初めての試みで軽量化と走行安定性を実現させるべく緑商会が研究した結晶だったのではと思われます。 しかし、すでに時代はクリヤーボディ主体に移行しており、レースにおいてその素晴らしい成果を出すことは遂に出来ませんでした。 今回、このミドリ製アルファロメオ カングーロを「デイトナ・コブラ登場!!」などでレストア博士の異名を持つT.S氏がまたまたレストアをされるというお話を聞き、ならばぜひMスピードライフにてそのレストア記をお願い出来ないかとお願いしたところ、快く了解して頂くことが出来、4度レストア記を発表させて頂けることになったわけであります。 それでは緑商会製「アルファロメオ カングーロ」と同じ時期に誕生した“イタリアン カンガルー”たちを御馴染みDr.K氏のコレクションを紹介すると共に、T.S氏のレストア・ワールドをご覧ください。 GO
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