1967年
第4回日本グランプリに登場した
"LOLA T70"を作ろう!!
モデル・スピードライフ誌No.21において杉崎氏の作例を"H.K"氏が再現しくれた!!

(C) Built and photos by H.K


 
 
 
 杉崎英明 氏が作る日本グランプリ シリーズの第2弾は「LOLA T70」である。 上記最初のページに“LORA T70”とあるのは、タミヤの誤字であるのだが、杉崎氏が分からないはずはなく、ご愛敬だろうか?!

 さて、当時のモデル・スピードライフ誌No.21といえば、前の月まで単独月刊誌だったのが、この号より「模型とラジオ」誌に吸収された記念すべき?!特集記事なのである。この特集記事についてはモデル・スピードライフ誌No.21をご覧ください。
 
 有名なドン・ニコルズが日本に持ってきた2台のローラT70は、「MKII」と呼ばれた1966年型のLOLA T70である。 1台は安田銀治 が購入し、もう1台は売り手が見つからず自ら“R.クラーク”と名乗って「第4回日本グランプリ」に出場する。しかしながら、タミヤ製を含め当時発売されていた各スロットカーメーカーのローラT70は、ほぼ前年1965年型の「MKI」タイプであり、細かい部分はMKIIと異なっているため、その点については今回の再現製作も同じ条件で製作したことを予めご理解いただきたい。
今回の作例はこのドン・ニコルズ 自らがドライブしたマシンの製作である。
 この特集記事を忠実に現代に再現させたのがスロットカーフリークでマニアックな作品を作り続ける H.K氏である。

 では、蘇った「ドン・ニコ LOLA T70」をご覧いただきたい。
 
 
 
The Lola T70 of original model speedlife magagine in 1967.
 



TOP : (C) Built and photos by H.K and Mr.Sugisaki.

上は、モデル・スピードライフ誌の作例
下は、H.K氏が作られた作品である。



(C) Built and photographs by H.K.
This is 1/24scale Lola T70 of Tamiya in 1966.
 
 今回は、当時のモデル・スピードライフ誌の作例に出来るだけ近い製作方法で作ってみました。
また、シャーシも出来るだけタミヤの当時ものを使うように心がけています。

・ジャンク在庫のブラックシャシー(リプロかどうか不明です。)の後部の足りない部品(支点のシャフトとCクリップ)を、近くのホームセンターで偶然近い物を見つけて、組付けました。
・又タミヤのB型シャシーの前部と、ブラックシャシー後部の幅が偶然合いましたので組み合わせました。
・固定用のねじの入る部位は狭くなるので2.0mmのねじを使いました。元は2.5〜2.6mmと思います。
・ガイドのスイングアームの支点部位がブラックシャシーと干渉するのとスイングアームのガタが大きいので、邪魔な支点部をカットして、スイングアームは半田付けにて固定式にしました。

以上の内容でなんとか完成に漕ぎ着けることが出来ました。
                                      H.Kあとがき
 


(C) Built and photographs by H.K.

END


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(C) Built and photographs by H.K.
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