“鮒子田 寛”そして“生沢 徹”の次は日本CanAmと日本グランプリ関連の紹介です。
前年の日本CanAm Toyota 7 福澤幸雄仕様 に続き、野上氏の力作は 1968年日本CanAm のウイニングマシン 「McLaren M6B Shelby American」。スケールもトヨタ7と同じ1/20で揃い踏み。圧巻です。
 元となったバンダイ製キットの内容をご存知の方はこの完成作品を見て腰を抜かすこと必然、よくぞここまで改造し仕上げたものだと感心するばかりであります。これぞ“野上マジック”と言われる所以です。
 そして、68年日本グランプリの1/18スケールの“怪鳥 Nissan R381”。しかも余りレースでは目立たなかった砂子選手仕様をあえて選択し完成させた異色作である。
 そして、今回ゲストとして「世田谷自動車車庫」のM氏に1/24スケールのフル・スクラッチビルドの“Lola T160 サム・ポージー”日本CanAm仕様と同じく1/24スケール フル・スクラッチビルドの“Prince R380 第3回日本グランプリ優勝車”を特別に展示していただいた。
 

TOP : 1/20 scale 68'McLaren M6B Ford
(C) Built by Minoru Nogami.


(C) Built and photograph by Minoru Nogami.
野上 稔氏製作の“McLaren M6B”をご覧ください。



TOP : Leftside 1/18 scale NissanR381& 1/24 Prince R380
R381 built by Minoru Nogami.
R380 built by Mr.M


 ご存知富士グランチャンには欠かすことの出来ない実力派ドライバーと言えば“高原敬武”氏であります。
その高原氏が現役時代に乗っていたレーシングマシンをご本人から直接依頼され作り続けている”西岡 照夫”氏の今回の作品は、オープンクラスを排除し記念すべきオール2リッターマシンに統一された1973年の初戦に見事優勝した”Lola T292 BDA”であります。 当方でご用意させて頂いた 1/24スケールのLola T290のボディを切り裂き切り裂きなんと当時のLola最新2リッターマシン T292 に大変身させた力作であります。 さらに西岡氏の真骨頂であるブラスを使用したモノコックフレームやリアルな足回りは必見です。
さらに第2戦以降にカラーリングを多少変更させた2nd ヴァージョンも作ってしまったということなのでその写真も初公開させて頂きました。

 また、一緒に展示してあるのは、1973年シーズン中盤、諸般の事情でローラから乗り換えた“Chevron B23 BDA”であります。まだ製作途中とのことでしたが特別に展示していただきました。来年の完成が本当に楽しみです。
 



TOP : 1972 release movie "Hairpin circus"

TOP : Appearance cars in the play
 
  
 そして最後に紹介するのは1972年に公開された映画「ヘアピン・サーカス」に登場する車たちをなんとモデル化してしまった作品であります。
製作者はクラブメンバーである“須藤 武彦”氏とご子息。 その斬新なアイデアと共に映画の雰囲気をそのままモデル化したような素晴らしい作品となっています。
実は本来、ホビーフォーラムの会場内で行われている「ミニチュアモデル作品展」に出品するつもりで製作していたものでしたが、なんと間際になって開催中止となってしまい当ブース内での展示となった次第でした。
しかし、注目度は予想以上のもので、もし作品展が行われていれば上位入賞があったのではと惜しまれます。
 


TOP : Cars that appear in the movie "Hairpin Circus"Modeled one.
(C) Built and photographs by Sudo Family.

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須藤ファミリー作品紹介


END



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