ヴィラ蓼科CC(18H、長野県北佐久郡望月町春日字中茂沢5905、TEL:0267-52-2101)は経営会社が交代し、平成17年4月29日から新経営会社が「佐久 春日野カントリー倶楽部」の名称で今期の営業を開始した。
新経営会社は、警報システムの開発などを行っているという日本ディアールディ(株)(平井忠之社長、以下=日本DRD、東京都千代田区三崎町2-9-5TJビル5階、TEL:03-3222-5031)。これまで経営していた(株)ジャパンカムラック(熊谷賢一社長、東京都渋谷区)との間で4月26日に経営権譲渡契約を締結、地元財産区との賃貸借契約も行い4月29日に仮オープンしたという。
日本DRDの平井社長によると、ヴィラ蓼科CCの会員については5万円の移行手数料で”プレー権”を継承するとしており、コース・ハウスの改修や案内看板の変更、会員の移行手続きを済ませて6月25日にグランドオープンしたいと話している。
同社長は8ヶ月の営業で2万人(客単価は約8千5百円)の入場者があるので、黒字営業は可能と試算、プレー権は従来通りなので会員約4500名の内、3500名ほどが会員として移行すると見込んでいる。ゴルフ場名と同名の運営会社を設立する考えもあるようだ。
同CCは、昭和53年にニュー蓼科CCとして開場したが倒産、58年から大和殖産の経営となり、ヴィラ蓼科CCの名称で営業を再開した。平成9年に(株)ジャパンカムラックへ営業譲渡されたが、預託金の返還に応じられなくなり、11年の決議で平成20年12月末まで据置期間の延長を会員に要請した。
しかし、ジャパンカムラックによると、客単価・入場者数の減少が続き、運営受託していた2ヶ所のゴルフ場レストランの売上金も昨年11月に国税局から差し押さえられた。このため同CCの営業継続が困難となったが、法的整理申請するには時間も費用もかかることから経営権を譲渡することになったという。
会員の預託金は新経営会社側には引き継いでおらず、カムラック側が返還義務を負っているが、営業収入もなくなり返還資力は無いと説明している。
↓↓↓ 平成18年5月30日追加
佐久春日野CC、再び経営会社が交代
既報通り、平成17年4月に(株)ジャパンカムラックから日本ディアールディ(株)に経営権が移譲した「佐久 春日野カントリー倶楽部」だが、18年5月に(株)アペックス・リンクが日本ディアールディ(株)から経営権を引き継ぎ経営していることが判明した。
↓↓↓ 平成19年3月15日追加
平成19年3月に、現経営会社・佐久春日野カントリー倶楽部(株)を設立
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平成28年、行方栄治氏がオーナーに就任
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令和2年5月18日、経営会社を商号変更しゴルフ場名変更
経営会社名:「佐久春日野カントリー倶楽部(株)」 → 「トータルゴルフマネジメント(株)」に商号変更
ゴルフ場名 :「佐久春日野カントリー倶楽部」 → 「センレンゴルフリゾート長野コース」に名称変更
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