JCNET(令和元年12月11日付)によれば、 URL=http://n-seikei.jp/
「士別同友会カントリークラブ」(18H、北海道士別市東8条15丁目、TEL:0165-23-1281)を経営の(株)士別カントリー倶楽部(士別市東8条15丁目-3129-23、多賀創一代表)が、12月2日に東京地裁において監督委員による監督命令を受け、同月11日に再生手続き開始決定を受けたことが判明した。
士別同友会CC URL=http://www.shibetsu.com/ (表示方法)
申請代理人は、佐々木英人弁護士他(阿部・井窪・片山法律事務所、東京都中央区八重洲2-8-7 福岡ビル9階、TEL:03-3273-2600)、監督委員には森順子弁護士(森合同法律事務所、東京都文京区本郷7-2-5 平清ビル6階、TEL:03-6801-6482)が選任されている(事件番号は令和元年(再)第59号)。
負債総額は約11億7200万円。
同CC(全長:6,700Y、P72)は、昭和47年(1972年)9月開場で、道央自動車道・和寒ICより25km、JR宗谷本線 ・士別駅から5分に位置。士別市郊外に造られた打ち上げ、打ち下ろしと変化に富んだ丘陵コース。
地元有志が中心となり、「つくもカントリークラブ」の名称で9ホールのゴルフ場として開場したが、(株)イジカン(東京都江東区)が有志からの要請に応え、新たに9ホールを造成した上で事業を受け継ぎ、昭和51年に現名称に変更し現在まで営業されてきた経緯をもつ(現経営会社の(株)士別カントリー倶楽部は、平成16年2月に組織がえにより設立された会社)。
ただ近年は、ゴルフ場入場者数の減少により売上高も大きく減少。ゴルフ場としてもできる限りの経費削減を図って来たものの、多額の収支不足が続いていたようだ。加えて預託金償還への対応もあり、資金繰りが厳しい状況にあり、今回の措置に至ったものと思われます(士別市議事録参照・73〜75ページ
市長答弁より.pdf)。
*リンク切れの場合はご容赦下さい(令和4年3月24日、リンク切れ確認のためリンク削除)
ちなみに、士別同友会CC(会員数は1000名強)の会員権相場(名義書換料20万円、年会費1・8万円=正会員・税別)は、売り10万円に対して買いは”相談”と低位で低迷していたようです。
詳細に関しましては分かり次第に掲載させて頂きます。なお、同ゴルフ場は11月下旬から4月中旬まで冬期間はクローズ中となっています。
参照資料
→ 北海道のゴルフ場倒産関連ニュース
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