帝国データバンク(5月20日付) http://www.tdb.co.jp/ より
帝国データバンクは、2016年4月時点の企業概要データベース「COSMOS2」(146万社収録)の中から、ゴルフ場経営業者1136社を抽出し、その中から業績比較可能な681社における売上高の推移などについて分析した結果を5月20日、自社ホームページで発表した。
調査結果
1) 対象ゴルフ場経営業者は1136社。
2) 業績推移が比較可能な681社における、2015年(1月〜12月期決算)の総売上高は
2009年から年々減少していたが、2015年に微増に転じた。
3) 増収企業は231社、3期連続増収企業は42社、減収企業は60社。
4) 倒産件数は22件(ショートコース、2度申請含む)
2015年 ゴルフ場経営業者の経営実態調査(帝国データバンク調べ)
まとめとして
・2015年の増加率は前年比0・2%と微増も、底打ちとの見方も。
・オリンピック競技復活に期待。
・中国や韓国からの旅行者によるインバウンドへの期待。
・預託金の在り方を改革する動きやゴルフ場の利用権とセットで周辺への居住を進める
不動産業者が現れるなど新たな風が吹いており、業界の変化が注目されると結んでいる。
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