平成26年のゴルフ場企業法的整理状況を月別・県別にまとめていきます。平成25年のゴルフ場企業法的整理状況は、一季出版(株)発行のゴルフ特信(東京都台東区浅草1-9-13、TEL:03-3864-7821)の調べにより、今月末には発表されるかと思います。
平成26年1月23日追加
平成25年のゴルフ場企業法的整理状況が、一季出版(株)発行のゴルフ特信(東京都台東区浅草1-9-13、TEL:03-3864-7821)の調べにより判明しました。
それによると、平成25年の法的整理件数は10件(既設10コース、建設・認可未着工0コース)で、負債総額は672億円と16年振りの低水準になったようです。
→ 参照 平成24年のゴルフ場企業法的整理状況
平成25年に特に注目されたのは、ゴルフ場を閉鎖した跡地や遊休地を利用してのメガソーラー建設でした。弊社が把握出来ているだけでも、25年に35のゴルフ場がメガソーラー発電所の建設に着手し、既に電力会社への売電を開始したゴルフ場も多くあります。
今年も、地方の採算性の低いゴルフ場は経営交代や閉鎖が続出するのではないかと思われます。また、福島県では震災の影響で閉鎖に追い込まれたゴルフ場が4コース、未だ営業を再開出来ないゴルフ場も5コースあり危惧されるところです。
→ ゴルフ場跡地を利用してメガソーラー事業に参入する企業
平成26年の第一号ニュースは、あさひヶ丘CC(栃木県)がPGMグループに買収されたことです。同CCの経営会社・アサヒ開発(株)の全株式を1月8日に、PGMホールディングス(株)の連結子会社であるパシフィックゴルフプロパティーズ(株)が取得する株式譲渡契約を締結したというものです。
・あさひヶ丘CC経営のアサヒ開発(株)全株式をPGMグループが取得し傘下に
↓↓↓ 平成26年1月17日追加
・紀の国カントリー倶楽部(和歌山)を経営の紀泉開発(株)が民事再生法を申請
平成26年も随時、全国のゴルフ場倒産(民事再生法、会社更生法、特別精算、競売)・経営交代・買収関連の最新情報を掲載していきますので、よろしくお願い致します。
|